第67回福岡国際マラソン

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この番組のまとめ

号砲、鳴り響いた平和台陸上競技場今年も12月の第1日曜日福岡の街に国際マラソンの季節がやってきました。 怪我の影響で3人の選手が欠場となったんですが去年3位に入ったポーランド記録保持者のゾスト、更にはモロッコ出身スペイン人ランナーラムダセムカナダ記録を狙うクールセットそして、アイルランドのクラッグと4人の選手がそして、山梨学院時代は箱根駅伝そして全日本大学駅伝のスターランナーだったメクボ・モグス旭化成のキャプテン、佐々木JR東日本、高田です。

そのアジア大会で優勝すれば2015年世界選手権代表に。 更に、世界選手権で8位入賞かつ日本人トップに入れば2016年リオデジャネイロオリンピック代表に内定します。 日本マラソン界が世界と戦うためにオリンピック3年前という示しました。 リオオリンピックへ向けた6m下りていきます。 今年の福岡国際マラソンはオリンピックへ向けての第一歩スタートです。 先頭集団は、この福岡の街を一路、西へと向かって進んでいます。

先頭集団、ペースメーカーが引っ張ってその後ろ黄色のナンバーカードの選手たちは招待選手たちです。 国内招待選手の高田千春がいて右側に白のユニホームナンバーカード28番は旭化成のキャプテン佐々木悟です。 先頭集団がまもなく5.5km地点の最初の給水テーブルが近づいてきました。 スペシャルドリンク給水ポイントが近づいてきています。 先頭集団は6.6kmポイントを通過したところです。 国内それから海外の招待選手有力ランナーはこの先頭集団に含まれています。 先頭集団、7kmを通過しました。

大切な給水と話していた川内優輝ですが11km過ぎの給水ポイント本間アナウンサーがいます。 ご覧のように、各選手のスペシャルドリンクが並んでいるんですがひときわ大きなクリスマスのリースのようなモールがついているのが川内選手のボトルです。 そしてボトルの本体には埼玉県のマスコットキャラクターのイラストが貼ってあるんですが今日は川内選手の手書きだそうです。

本人も体調としてはまだおよそ7割練習の質、量として3割くらい足りないと話していましたがその藤原新が先頭集団のちょうど真ん中あたり。 中でも、この福岡を1つ自分の競技人生の分岐点と位置づけました川内優輝の紹介VTRをご覧いただきましょう。 挑戦の年にした2013年この川内優輝の場合福岡の街、5年連続5回目ですが今年は特別な思いを持っています。 3人兄弟の一番下の川内鴻輝選手も今年はこの福岡国際マラソンに資格タイムを見事に切って登場してきました。

監督、更には2004年アテネオリンピック代表この福岡で切符をつかんだ諏訪コーチには3位以内もし状態が非常によければ6分台、7分台を出せる潜在能力は十分にあるんだと話していました。 ケニア生まれそして日本で育ったランナーというならばこの福岡の場合は2年連続、国内一般参加の選手ケニア生まれ、日本で才能を磨いた選手が優勝しています。

163cm49kgコニカミノルタに所属する松宮黒の上下のランニングウエアです。 もともとの武器はスピードですがマラソンに北京オリンピック以降本格的に軸を移して少しずつ、しかし着実にタイムを伸ばしてきた選手です。 選手たちはコース最大のアップダウンに入ってきました。 福岡の唯一といってもいい見た目にもわかるアップダウンです。 マラソンデビューとなった福岡ですが途中棄権。 ですから藤原と同じようにリベンジの福岡というこの師走の福岡を走っている選手です。

去年は、この福岡22kmまでは先頭集団に食らいついていきました。 少しバラけ始めた先頭集団前の1つの固まりがペースメーカーの2人を除くと7人です。 実は、拓殖大学そしてJR東日本と藤原新が退職してプロランナーになるまではずっと大学実業団として過ごしてきた1人でもあります。 先頭集団を後ろから見ていると72番のマサシ、それからギタウ、更には藤原もまた1つ大きな塊になりそうですね。 先頭集団から62番の旭化成の選手がいてその後ろのグループに藤原がいます。

先頭集団は川内優輝を含めてペースメーカーを除くと9人になりました。 ただ、その先頭集団の中で瀬古さん去年のチャンピオンJFEスチールに所属しますケニアで生まれて日本で才能を磨き去年この福岡の頂点に立った調子いいのか悪いのかよく判断できないですね。 ですからこの集団の後方に21番のギタウ、そして26番のモグス72番のマサシ、3人ともに旭化成28番の佐々木悟29番JR東日本の高田千春23番の川内、日本選手は今、この集団の中に4人が含まれています。 そして、先頭集団が今度は4度目のスペシャルドリンク。

もしかしたら川内の場合本当に、この時計を見ながら2時間7分30秒というのを本当に競技生活の分岐点と話していましたがその決意が表れるような中間点で前に出て少しずつ、瀬古さんどうでしょう、後ろの選手たちの対応というのは。 川内の場合はこれまで過去4度の福岡は瀬古さん、いずれも30kmを手前にして先頭集団についていくことができずに後半追い上げた2年前はありましたけれども悔しい思いをしてきたと自分のやってきたことを出せなくて終わってることが多いですからね。

選手たちはこの片側4車線博多駅と博多湾をほぼ一直線に結ぶ、およそ2km大博通りに入ってきました。 今年はこの大博通りで川内とゾスト2人が並ぶ形でまた後ろとの差を平成7年に完成したマリンメッセ福岡が見えます。 コンサートや展示会2001年世界水泳福岡なども行われてきましたが今度の木曜日からフィギュアスケートのグランプリファイナルが開催されます。 日本勢にとっては2月ソチオリンピック代表選考にかかわる大舞台。

ここの筥崎宮を過ぎて香椎を折り返して再びこの地に戻ってきたときは残りは勝負の5kmになります。 筥崎宮を通過したときのタイムは去年の優勝タイムより早いという話がありましたから現状、選手たちはこの2人は2時間7分をまもなく28kmポイントが近づいています。 過去、この平和台の日本人ランナーの終盤の大勝負といえば今日平和台にいらっしゃる藤田敦史さんが2000年折り返すときにグルグルと両手を回しながらさあ、いくぞとい当時の2000年シドニーオリンピック金メダリストとのマッチレースを制したという展開もありました。

モグスが前に出て先頭集団を引っ張る形になります。 ずっと悔しかったと話していたモグスが先頭集団を引っ張ります。 その後ろにポーランド2時間7分39秒というタイムを持つゾストがいてその後ろ、3番手にナンバーカード21番去年のチャンピオン、ギタウ72番、マサシも去年は優勝候補ながらこの福岡で2度目の福岡で優勝を狙うケニア育ち、日本で才能を磨いてきたランナーです。 拓殖大学、JR東日本とともに力を磨きあってきた藤原新が今日は20.2kmでまさかの途中棄権。

そのモグスが5m、10m弱2位集団を離す形でまもなく30kmのポイントを迎えます。 ただ川内も2位集団。 まだ先頭集団といっていいでしょう。 そして、その横に去年のチャンピオン、ギタウゾストがいて川内がいて29番、緑のユニホーム高田がいて。 この6人の先頭集団の中の松宮が少し遅れ始めました。 顔からすれば、川内君のほうがよっぽど遅れても仕方ないという顔をしてますね。 本人としても苦しいところなんでしょうが必死に、この先頭集団に食らいついてます。 でも川内君も本当に頑張りますよね。

今年の福岡国際マラソン折り返しの地点では現時点で7人の集団になっています。 声援を受けながら先頭集団の折り返し。 先頭集団、7人が折り返し直後の給水、テーブルからそれぞれがスペシャルドリンクを取っていきます。 そして、川内も自ら思いを込めたスペシャルドリンクに口をつけました。 川内優輝の前に同じく日本、国内招待選手の松宮隆行がいます。 先頭集団の7人が縦一列になる感じ。

その後ろにゾストですからマサシとゾストの2人は去年も、この先頭集団で30km以降でレースを仕掛けていきました。 マサシがいてその後ろに大学時代駅伝で大活躍を見せた26番のモグスその後ろに川内その後ろ高田。 ギタウも去年ほど名島橋のゾストのスパートに1人対応して34kmで先頭に立ってそのまま逃げ切りました。 ここでギタウが先頭集団の最後尾から川内をかわしてギタウが、ここでやはり少し前に出てきました。 2年連続3度目の福岡になるギタウがここで初めて瀬古さん初めてといっていいぐらい先頭集団の前にきましたね。

30km以降の福岡の勝負まさに勝負どころに入ってきている中でモグス、川内と先頭のマサシとの差は手元の時計では4秒。 そしてその後ろディフェンディングチャンピオンのギタウがスピードを上げましたペースを上げました。 マサシはなんといっても世界陸上、オリンピックで入賞していますからね。 10年目を迎えたこのマーティン・マサシがペースを上げて、どうでしょうか川内、高田の3位集団日本の2人は少し苦しくなってきたでしょうか。

果たして川内優輝、しっかりとスペシャルドリンクをつかむことがレース終盤に向けて勝負の5kmに向かってスペシャルドリンクを川内優輝は取ることができませんでした!険しい表情の中で今日取り続けてきた給水を川内優輝がこの勝負どころの36kmで取ることはできませんでした。 ゾストがペースを上げる中で川内優輝も懸命に食らいついていきます。

周りの選手が川内君の走りでみんな、気後れして遅れていくようなそんな感じですよね。 その川内が、前に出て田上さんゾスト、少し離していますか?川嶋さん、川内はずっとゾストの後ろをいたんですけど、ゾストがそれを嫌ったんです。 懸命に前を見ている川内優輝。 懸命に前の2人を追っている追っている川内優輝です。 川内君とは1分近い差があるような気がしますね。 川内君のほうが勢いはあると思います。 田上さん、どうですか?ここで、また川内が外側ゾストのほうが内側からということで千鳥橋の交差点を右に曲がります。

このギタウはどうでしょうとらえられそうな感じですか?川内君のペースがこのまま落ちないでいくことができれば見えてくると思うんですよ。 今、川内優輝は3位前のギタウとの差がおよそ30秒弱という田上さんの2号車からありました。 瀬古さん、川内選手が普段は夏にある山道を走るトレーニングを今回は3週間前にやったととにかく怪我をするようなものすごい緊張状態集中力が必要な中であえて直前にやってきた。

川内優輝がこの1kmでペースを上げてきました。 とにかく自分自身が納得できる結果レースにしたいと話した川内優輝です。 先頭のマーティン・マサシは2位のギタウをあっという間に後方に追いやってまもなく40km地点を通過します。 去年は途中棄権優勝候補といわれながら悔しい思いがあったといいます。 このマサシにとっては去年、優勝候補として臨んだ福岡は、途中棄権。 手元の時計2時間2分14秒ぐらいで川内が、今、40kmを通過していきました。

先頭のマサシはもう、平和台を左手に見ながらの41km過ぎになりました。 川内にももうすぐ、川内頑張れの大声援平和台の歓声が届くはずです。 最後の上り坂、平和台の歓声がもう、もう、このマサシの耳に届くはずです。 今年は、先頭でこのマーティン・マサシケニアで生まれ日本で力をつけてそして才能を開花させてきたマサシが、さあ、いよいよ平和台のマラソンゲートが見えてきました。 平和台陸上競技場は清水アナウンサーです。 そして今2番手のギタウが懸命にこの平和台を目指しています。