つまりうちが京都府警から委託される解剖の数は嫌っ!キャー!キャッ!本畠町でトラックにはねられた女性真壁聡美さん22歳。 先生!?先生!スタンガン…?先生!先生!ご遺体は?ご遺体はどこ?つまり解剖前の死体が盗まれたって事か?はい。 それで洛北医大の周りにあるカメラを調べたら合致する車が3台ヒット。 あれ?ちょっとあの…車!死体を載せた車洛北医大通り過ぎちゃいましたけど…。 死体を盗まれた洛北医大で解剖させるわけにはいかない。 「解剖は京都医科歯科大学で行う」あの洛北医大の風丘です。
科学捜査研究所の鑑定結果は公式文書の形で直接担当の捜査員ではなく刑事部長に報告する事。 ベンジルペニシリンは抗生物質よ。 血液検査では出ませんでしたか?出なかったしペニシリンを必要とする疾患もなかった。
失礼します!大変です!臓器を盗まれた死体が…!そんな事ならとっくに知ってる!被害者は左京区に住む主婦長谷部麻子さん41歳だ。 また人が殺され臓器が盗まれたのは洛北医大が死体を盗まれたという失態を犯したからでしょう。 猟奇殺人犯?2体目も肝臓と腎臓がなかったんですよね。 この猟奇殺人犯の手口どう思います?先生のご意見が聞きたいんですよ!あなたに話す事なんてありません。 犯人と同じく解剖の技術がある先生に聞きたいんだ!犯人に解剖の技術なんてない!まさか犯人は素人なんですか?認めるんですね。
犯人が1人なら肝臓と腎臓で手口が違うのはなぜ?まさか…犯人は2人?また2人目の被害者にはインスリンが付着していました。 インスリンって糖尿病に処方される薬だよね?糖尿病かどうか一応彼女の血液を調べてみます。 真壁聡美の血液を調べた健診センター検査技師の寺田幸人だ。 長谷部麻子が健診を受けた病院でも血液は健診センターに送られこの寺田が検査をしていた。 寺田が勤務する検査室から押収したベンジルペニシリンとインスリンです。 で風丘先生を襲って遺体を盗んだのか?血液検査で重篤な病気の可能性が出ました。