遺産を巡って骨肉の争いが一見上品なセレブ家庭そこに潜んだ闇を家政婦信子がえぐり出す!信子の秘密を知った朱実が突然…昨夜お出かけになったままでございます。 寺西さんは高血圧と糖尿の持病があった上に右足が不自由でして週に一度訪問介護のヘルパーが来て掃除と洗濯買い物をしていたそうです。 で病死もしくは自然死という事でいいですよね?右足が不自由だったので動けないまま衰弱死にいたったものと考えられます。
ただし貯金の300万円はヘルパーの金森里美さんに渡せって書いてあるんです。 お前は?ん?どうだ?♪~金森里美さんですね?本宮二丁目の寺西さんが亡くなりましてね。 あなたが担当してらした方ですよね?金森里美は10年前から登録ヘルパーをしていまして3年前母親の介護をするしないで夫ともめて離婚。 《犬に水を与えるために庭の水道の栓を開き《夜室内が暗いと怪しまれるので寺西さんは末期のすい臓がんでした。 そしてその事を知ったヘルパーの金森里美はそれを手伝ったという事です。
誰…?寺西のじいさんの介護はどれぐらいやってた?警察の人…。 宅配便業者に寺西の家から出てくるのを目撃されていました。 第一寺西さん殺されたわけじゃないんでしょ?どうして私が…。 冗談じゃありません!なんでそんな事言われなきゃいけないんですか!?それはどなたから聞いたんですか?えっ…?寺西さんからです。 家族の内情まで話してたとなると寺西さんとはかなり親密だったようですね。 このメモ帳は…寺西家の庭で発見されました。 つまり…あの日あなたは寺西家を訪ねたという事になる。 この場所は寺西さんの指定席だった。
この脱脂綿にはまつ毛がついていて寺西さんの血液型と一致しました。 「現場で働く女性たち」という企画もので今回検視官心得になられた小坂さんに警察という過酷な男の世界で働く女性の苦労話などをお伺い出来たらと思っているんです。 普段仕事してるといろんな事が男目線で行われて女にとって違和感がある場合があったりとか…ありません?…うん。 豊島区池袋5丁目ホテルレーブルで変死体です。 新しい補助官の方ですか?あっ前の検視官心得だった一ノ瀬君。 ああちょっとちょっとそこ関係者以外立入禁止ですよ。
右手示指中指の爪に皮膚片様のものが食い込み毛髪もその周囲に付着。 被害者は3時間ほど前中年の男と入室。 小坂さん被害者の身元は?犯人は逃げたんですか?そういう事はお答え出来ないんです。 だから第二第三の被害者が出る前に安藤を徹底的に叩く緊急特集を組む事になったんです。 はい検視官室。 「倉石様でございますか?」『週刊太陽』副編集長の井ノ上でございます。 今回の斎田の記事検視という立場からの分析は切り口としては最高でした。 書けるか?安藤の一件と引っかけてはい検視官室。
いいだろう!自他殺不明…捜査にかかれ!はい!安藤!待てコラ!安藤!安藤!嘘とは思えないですね。 「安藤の情報を教える」「夜10時に多摩川の六郷橋まで来い」けど誰もいなかった。 「渋谷の宮下公園に夜10時安藤の事を教える」2人とも女に呼び出されていた…か。 恋人とか家族とかそういった類の写真があるはずじゃない?押収されたんじゃ?証拠品押収リストにも写真やアルバムはないわ。 小学2年の時に母親は再婚してますが彼女が高校生の頃母親とその再婚相手が心中しています。