テレビ朝日開局55周年記念 2夜連続ドラマスペシャル「宮本武蔵」第一夜

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この番組のまとめ

宮本武蔵…奴をこのまま野放しにしておいては我が吉岡道場の恥。 えっ?えっ?えっ…?えっ…?吉岡清十郎との試合をひと月後に控えた宮本武蔵は清十郎に勝つため奈良の宝蔵院へと向かっていた師匠である日観が自身で立ち会うなどという例はまずない。 その道統を受け中条流の一流をひらかれた無欲無私の大隠鐘捲自斎といわれる人は私の恩師でござる。 お見それ申して!佐々木小次郎殿と申せばとくより耳にしておるその道の達人。 京都には吉岡清十郎という人がいるそうですがなるほど…。

伝七郎先生。 伝七郎先生恐れ入ります。 この時代の天下一武芸者の頂点である柳生石舟斎宗厳多くの武芸者が教えを乞おうまたは倒して名を上げようと柳生を訪れていたが腕を伸ばせ!気合入れろ!太刀先ではない!腹!腹!腹!よいな?お通。 吉岡の小せがれ…伝七郎とかいう者あの菊を手にとって見たろうな?どうすれば石舟斎に会える…。 今はたけぞうではなく宮本武蔵と名乗ってる。 宮本武蔵様…。 わしにか?大殿様。 大殿…?柳生石舟斎!それがしは宮本武蔵と申す。 武蔵様お聞きになりたいのなら大殿様を呼び戻してきます。

佐々木小次郎とは俺の事だぞ。 中条流の使い手小次郎を知らねえか?あの佐々木小次郎?あの…?佐々木小次郎?うわっ!おうよ!なんだ?お前は。 しかし本物の佐々木小次郎であれば印可をお持ちのはず。 兄弟子草薙天鬼から受け取るはずの中条流の印可をまさか佐々木小次郎から受け取る事になるとは…。 先ほどは誠にすまん事じゃったが武蔵殿をひと目見た時ハハハ…いやいやおわびと言うてはなんじゃが武蔵殿朱雀の細道というのをご存じですかな?今日は約束がありますゆえ。