お前は運転免許試験場だ。 ウェルカム杉下右京!まっ…正式には来週からだけど。 〔いわゆるSATの中でも特に優秀な5人を集めた〕〔知ってのとおり彼らSATの隊員は警視庁内では名なしの権兵衛〕〔あらゆるリストから名前が抹消されている〕〔今回ここでも同様彼らは名なしの権兵衛だ〕〔あいさつぐらいしろよ〕〔堅苦しいあいさつは苦手です〕またぞろ無理やり引っ張ってこられてさぞかし腸が煮えくり返ってることだと思う。 私小野田といいます。 なんでそんなことに…?特命係の亀山っ…!失礼ですが官房長でいらっしゃいますか?はい。
警視監…?警視庁捜査一課の三浦です。 エレベーターと屋内の階段それから非常階段。 私はとっさに非常階段を選んだ。 つまり犯人はエレベーターか屋内の階段かそのどちらかで逃走したことになりますね。 あの…狙撃犯は官房長を狙ったということですか?狙撃なんて真似は素人じゃ簡単にできない。 位置関係から考えて狙撃犯は私の…ここを狙ったんですよ。 今手術中で…。 右京さん!先生…大丈夫なんですか?とりあえず手術は無事に終わりました。 いいな?「緊急対策特命係」ってチーム。 緊急対策特命係…。
右京さんの口振りだと特命係が廃止される理由に心当たりがあって官房長のところへ行ったんじゃないかと。 ご存じありませんか?特命係が廃止される理由。 「緊急対策特命係」です。 ホームパーティーの最中に乱入されて大使とその側近〔ヤーッ〕物々しく屋敷を取り囲むという通常の対応が不可能だったのでチームの中で現在も生き残ってるのは私と杉下を含めて4人ですよ。