ビートたけしのTVタックル

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この番組のまとめ

発表からおよそ1か月後論文にコピペや画像の使い回しなど彼らはどんな事を考え日々実験に取り組んでいるのか?そこには日本の科学者たちが置かれているそこで今夜はそもそもさらに科学者って儲かるの?そして今夜は科学者など科学に携わる皆さんがスタジオで本音を大暴露!はい。 今日はスタジオに11人のこれからの日本の未来でノーベル賞をとるかもしれないし全然駄目かもしれない科学者の方々にお集まり頂いてるんですけれども。

もっとじっくり調査をしてなおかつSTAP細胞があるかどうかこれと一緒ぐらいに結論を出してもよかったと思うんですよ。 そこにちょっと話を進めたいんで11人の皆さんにもう一度スイッチを押して頂きたいんですけれどもSTAP細胞あると思う人スイッチオン。 あと『nature』とかですね著名な論文に投稿するっていうとこまでこぎつけるって事は今論文にまでする…。 そうするとSTAP細胞が今の時点での問題であって将来はごく普通にあり得る時代が来るような可能性は…。

むしろ今回の理研のSTAP細胞問題も逆にそっちにみんないっちゃったからなんか実用させなきゃと思ったからこうなっちゃったんじゃないですか?要するに国の予算の分捕りあいをやっちゃったんじゃないか。 ここで大竹がSTAP細胞問題について素朴な疑問を投げかける。

では科学者になるには?多くは大学を卒業後大学院に入り…。 大学の研究室に残るか民間企業に入るか国など公的な機関で研究をするか。 今回話題になった理研は国内トップクラスの研究所といわれちなみにコピー機で有名なRICOHや皆さんよくご存じ理研のわかめスープで有名な理研ビタミンなどは理研から枝分かれした企業。 あまり研究費の心配なく自分の好きな研究が出来る。 もう一つは直接こう企業の利益になるとかそういうふうな事を関係なく本当に自分のやりたい研究が出来るから。

なんの研究をなさってる…?私は神経細胞を殺すタンパク質というのを研究しています。 例えば神経変性疾患の原因になるような研究をやっています。 自分のやりたい研究で競争相手がいなければ自由に出来るじゃないですか。 もし研究相手がいれば焦ってどんどん論文を出さなければいけないのでまあいないに越した事はないです。 すると研究所でも1回研究所を抜けて大学へ行ってまた研究所に戻れるようななんかやりやすさをやっておけば…。 しばらく研究を離れてちょっと違う事をやってもう1回研究に戻りたいっていうのがうまく入れればね…。

その発端となったのが1991年世界に通用する科学者を育てようという考えから立ち上げた大学院の量的整備。 ちょっと失礼だけど6番の方は今どういう状況にいらっしゃるんですか?今3月に大学の博士課程を卒業したんですけども就職が決まらなくて今は無職です。 やっぱり日本は本当にドクターを持った人博士課程を持った人っていうのはもっとちゃんと活用しないといけないと思いますね。 子供たちが憧れる科学者に対する評価とは?2012年にiPS細胞の開発でノーベル賞を受賞した京都大学の山中教授の場合…。

僕は昔あの東大の生産技術研究所っていうところがあってその先生がちょっと妙な関係でジャズ喫茶が…その人がジャズが好きで俺が昼間カウンターやってるんだけど北野君夜空いてるかな?って言うからなんですか?って言ったら実験の手伝いやってくれないかって。 例えばその研究開発法人の長は給料…事務次官よりも低くなきゃいけないとかそういうちょっと制約が多すぎるんです。 いい主任研究員とかもですねオーストラリアとかシンガポールとかに結構ヘッドハンティングされてるから。

自分がもらってる研究費はまあ確かに自分1人が実験するぐらいが精いっぱいですけれども。 まあそれは自分が業績を出してより多くの研究費を獲得するように努力していく事が大事なので。 だけどそれがよくて行く人もいればいいけども自分の場合とても…まあ研究のやり方で言えば世界各国が早さを競い合っているスーパーコンピュータ。 その省エネ性能を競う世界ランキングが昨年末発表され東京工業大学のTSUBAME−KFCが世界1位となったのです。