科捜研の女11 #8

戻る
【スポンサーリンク】

この番組のまとめ

連続放火という事はやっぱり同一犯がやったんでしょうか?それを今から調べるのが僕たちの仕事だから。 連続放火事件としてついさっき捜査本部が立ちました。 2週間前河原町にある消費者金融の自動契約機コーナーでイスに置かれた紙袋が燃え出した。 先週の水曜京都駅近くのホテルの地下駐車場に置かれたセカンドバッグが突然燃え上がった。 これが犯人ですか?ええ1件目の無人契約機の防犯カメラの映像です。 犯行がエスカレートしてる気がしない?確かに発火装置のサイズが大きくなってますね。

これ彼女ですよね?高松史生の部屋にあった焦げた基板からも同じ固形燃料と灯油の成分が検出されました。 当然住人の高松史生と考えていいだろう。 高松史生はその非分泌型って事ですか?それはまだ当人の血液を調べないとわからないわ。 父親の高松由尊は京都中央弁護士会の副会長で長男である史生は市内の名門私立高校を卒業後現役で英京大学の法学部に進学してます。 変わりようと言えば高松史生は中退直後に家を出てアパートで一人住まいを始め実家にはほとんど立ち寄る事もなかったそうです。

その時の事をお父さんは乾君になんて?確かに高松史生も父親と同じ弁護士になるのをやめてまるで畑違いの工学部に…。 ひょっとしてあの夜電気街にいたのも高松史生を捜してたんじゃ…。 何かわかったの?高松史生の父親が担当していた訴訟記録を地裁から取り寄せて調べたところこの3社の代理人を引き受けていた。 「土門さん」「4件目が起きました今度はケガ人も出てます」高松君のお父さんは顧問弁護士でしたからミンワトーイ側の弁護士として法廷に立ちました。

高松史生の部屋から吸い殻が見つかったでしょ?高松君はタバコを吸ってた?私の知る限りは嫌いでした。 高松史生がタバコを吸わないのなら共犯者が吸ったものかもしれないわ。 「4件の放火は全てお前の息子の高松史生が行った」「証拠はそろっている」「世間に知られたらお前の弁護士生命も終わる」「それが嫌なら明日までに1千万円を用意しろ」どういう事です?一連の放火事件には高松史生とは別の共犯者…というより主犯格の真犯人がいたの。

高松史生の部屋には本人以外の指紋は一切見つからなかったでしょ?だけど吸い殻があった以上真犯人は間違いなく部屋に出入りしていた。 恐らく真犯人は最初から高松史生を利用する目的で接触したのよ。 マリコさんこれ!最後の時限発火装置。 彼女から父親の工場が潰れた時の顛末や高松史生の事も聞いていたのね。 被害をエスカレートさせた方が恐喝の効果が上がると思った東田が高松史生に無断でやったそうよ。 だけど父親を逆恨みして時限発火装置まで作ったんだ。