世界遺産富士山が生んだもう一つの神秘を訪ねます。 氷の宮殿を目指す樹海トレッキング。 いよいよ樹海トレッキングのスタート。 これはギンリョウソウといってね菌と共生して成長してるんだけどね。 このギンリョウソウは植物であるが葉緑素を持たず光合成を行わない。 このサイクルを繰り返し富士山の青木ヶ原の森は生まれた。 大地が溶岩で出来た樹海の中では様々な珍しい光景を目にする事が出来る。 井戸?溶岩樹型っていうんだけど。 溶岩樹型。
これだけきれいに形が取れるって事は燃える前に囲んじゃいますので富士山の溶岩ってスピードがあるんですね結構。 サラサラした溶岩。 サラサラした溶岩だったんだね。 精進湖から見た富士山は子抱き富士と呼ばれ手前に小さな山を抱えて見えるが石塚火口はちょうどその山の中腹に位置する。 来たいでしょ?来たい来たい!すごいよ!氷の宮殿を求めて樹海トレッキングする事およそ6時間半。 特別に許可を得て専門家同伴のもと洞穴を下りていく。
富士山周辺には川がない。 その地下水脈の一部が洞穴の天井から染み出し冷やされ氷となっているのだ。 これは一体何か?かつてねこの富士風穴の中は蚕のね卵の貯蔵庫だったんだよ。 でもねこんなに床一面氷張ってるのはここの洞窟…。 春とかにはこの洞窟以外にも氷筍っていうのがかなり見られるのね富士山で。 富士山が非常に標高が高いという事です。 しかも富士風穴は他の洞穴と異なり形状が地中深くまで延びているうえに出口が1か所しかない。 長い年月で考えれば将来富士風穴の氷はさらに減っていくと予想されている。