ここがポイント!! 池上彰解説塾 3時間スペシャル

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この番組のまとめ

例えば朝刊ですと滋賀県知事選挙の結果が出ているんですが同じニュースでも新聞の扱い方が全然違うんですよ。 毎日新聞は滋賀県知事選挙自公、自民党と公明党が推した候補が敗れたというのがあるんですが集団的自衛権が影響したのではないか。 そして、ベネッセの個人情報流出に関してシステムエンジニアが関与を認めるとあります。 私がやりましたということを警察の調べに対して気になると言っていました個人情報の漏洩問題。

再委託をお願いしたということはシンフォームという会社は一体何をやるんですか?当然、コンピューターの管理をやっている会社ですがそれを受けても、でも更に本当に具体的ないろんないろんな管理になりますと専門家の人をまた別のところに仕事を依頼することはあるんですよね。 だからそういうことができないようにこっそり情報をダウンロードしようとしてUSBメモリを入れたとたんコンピューターの電源が落ちるというそういう危機管理対策をやっているところもあるんですがどうも、ここはやっていなかったのではないか。

個人情報保護法って法律があることはご存じでしょ。 これは、個人情報保護法では例えば情報の名簿などを売買することに関してこれを禁止していないんですね。 不正競争防止法というのがあって企業の秘密情報を不正に持ち出して例えば、ライバル企業に売りつけたりすることはこの不正競争防止法に違反するんですね。 よく企業の大事な情報というのをこっそり持ち出して逆に言えば、個人情報保護法でこれは禁止すべきではないかという考え方もあるということなんですね。 そこで個人情報保護法の改正が現在は検討されています。

違法なものとしては例えば覚せい剤、大麻コカイン、MDMAなど。 なんとか違法じゃないものにしたいと思って違法な薬物と似た作用のある新しい薬物を見つけてはですね葉っぱにそれをふりかけたり葉っぱだけには限りませんね。 そういう新しい薬物これが脱法ドラッグと呼ばれるようになったわけです。 そうすると、この化学構造式がちょっと違うだけでこれは規制対象から外れちゃうわけです。

つまり、これまでのいろんな違法な薬物というのは考えてみると、ある種の人体実験なんですね。 人体実験をそれぞれが幻覚作用があるとかいい気持ちになるからとやってみてそれでさまざまな問題を引き起こした。 結果的に人体実験を繰り返して危険なものだとわかって規制するようになった。 新たにいってみればこの人たちが勝手に人体実験をしておかしなことになった。 あるいは幻覚作用になるものもあったりそれこそ今回の場合でいえば途中で意識を失ったりしてるんですよね。

一体どういうことなのということなんですがこれ、今、たまたま兵庫県議会議員のことでした。 国会議員ですと、秘書について給料が出ますがこういう地方議員になりますとそういうものはないわけです。 国会議員と比較してみましょうか。 国会議員は、期末手当を含めてざっと歳費2100万円ですね。 それに対して、例えば兵庫県議会議員の場合は議員報酬が年間1400万円。 国会議員はどこで調査費みたいなものは…。 国会議員の場合は文書通信交通滞在費だったり立法のためのお金というのが所属している政党にも出るということがあります。

あるいは、公設秘書の中に政策秘書と。 ですから、国会議員の場合はこれだけのものが出るんですがこちらのそれぞれの地方議員の場合はどうなのかというと国会議員に関しては、あらかじめ全部渡されるわけです。 地方議員はどうかというと政務活動費はもらえるんですがその支払い方が問題ではないかといわれています。 じゃあ、その政務活動費都道府県によってお金が随分違います。 そして、年に1回領収証とともに収支報告書を提出というのがあります。

議会事務局がチェックというのも同じですが例えばこの辺りもなるべく3か月に一度出してくださいとお願いしているようですが義務ではない。 だから、兵庫県の誰か、あるいはそれこそマスコミ、メディアの人間がこれをまじめに1つ1つチェックすればもっと早くわかったかもしれない。 兵庫についてもちょっと話題になりました切手代の話で、ほかにも多額購入者がいるということで話題になってますよね今後どうなりますか。

言葉巧みにありもしない話を信じ込ませる確かに、新聞には言われたとおりの番号が宝くじの当選発表は新聞だと抽選会の翌日だがホームページ上では抽選会の直後に発表されるこの事実を知らない人はあたかも発表前の当選番号を教えてくれたかのように信じ込んでしまうのだこうして詐欺師は税務署員の仕事のふりをして本物のネットバンキングの申込書を郵送そこには、本来自分で決めるべき暗証番号があらかじめ詐欺師によって記入されているネットバンキングをやったことのない人は詐欺師の決めた暗証番号で今、利用している口座がネットで利用できるよ

しかも、勧誘してくるのは悪徳業者が販売員のアルバイトとして一般から募集した人こうして孤独に暮らす高齢者はいい話し相手ができたと思い二束三文の商品を法外な値段で買ってしまうのだだまされたと思っておらず被害届が出されないケースが多いとみられている池上:こいつならうまく、だませたぞっていうリストがあって、これカモリストというんですが。

認知症の大きな問題は初期段階だと本人に自覚がないこと変わった様子がないので家族も気付かないことが多い危険なのは1人になったとき昨日まで、当たり前のように歩いていた帰り道が突然、思い出せなくなることがあるといううちは、どっち?こっちかしら?いや、あっちかも?本人にしてみれば思い出せないことで焦ってしまいパニック状態道を尋ねる、家族に電話するという当たり前の判断もしにくくなるのが認知症の特徴行方不明になって、初めて認知症だと気付くケースも多いというご覧の症状が認知症か、単なる物忘れかつまり、食べたメニューが思

警察の検索システムにも問題が通常、行方不明の届け出は名前や特徴、持ち物なども登録するもし、間違った名前で登録されると見つけることはできない国の対策は、実はこれからもう75歳になってしまうわけですから相当数が認知症になるということですよね。

人口が減って働く人がいなくなる?日本の将来は暗い話ばかり…人口が、これから高齢者の比率は増える一方であえて、ちょっとご紹介しようと思います。 更に、満員電車に悩まされなくなる?電力消費が少なくなり自然エネルギーだけで賄える?労働力が減ることで、逆に1人あたりの給料は増える?人口が減ることで競争社会ではなくなり心の豊かさを求めるゆとりある暮らしが重視されるのではという見方もあるのです実は、日本はすでに人口減少のピンチを乗り越えたことが…江戸時代、日本はですね人口が減少したことがありましたよね。

それなのに、先月とんでもないニュースが飛び込んできた諫早湾干拓事業問題一大国家プロジェクトといわれた諫早湾干拓事業から見える日本の大問題多額の税金をつぎ込んだ公共事業を池上彰とともに一緒に怒りそして、一緒に考えましょうお米をたくさん作らなければいけない。

北村:少なくとも民間企業だったらあれだけ予算が増えたらもう1回、取締役会で決議をしないといけないですね。 漁業者側にしてみるとですねここの干潟がなくなったことによって海の環境が悪くなったんだと怒り始めるんですね。 なんとかしてほしいと漁業者側が怒る。 つまり、漁業者側にしてみるとここが封鎖されてしまったために海が汚れたといっている。 漁業側から、有明海の変化は裁判所に訴えたのです池上:福岡高等裁判所がですね…はい、開けて調べなさいと。

1997年スーパーコンピューターがチェスの世界チャンピオンガルリ・カスパロフに勝利コンピューターはプロ棋士に勝つまで進化したそして、今年4月にもまたまた勝利成長するロボットがいたどこまで進化し本当に人間を超えたのか?早速、目の前に不思議な動きをする飛行物体がこれは、市販されているおもちゃのヘリコプターそこに人工知能が指示を出し飛んでいるという戻ってきますね。

人間に作られた人工知能が学習していくとは?この人工知能がバスケットボールを学習する場合人間がバスケットボールと呼ぶものはこういうふうに見えるものっていう概念を学習します。 すると、ロボットは湯のみやお茶を認識しこのような、学習する考えるという最先端の人工知能でヘリコプターが飛んでいるのです何も教えていない状態で押すと…戻ることなく壁に激突します更に風が吹いている状況などで飛ばすこと15分。

ということは、拉致被害者が帰ってくるんだなという感触があったからと考えてよろしいでしょうか?そういうことよりもこの北朝鮮との交渉というのは長い間、閉ざされてたある意味でかたい扉ですよね。 本来、ミサイルの発射実験をするなら経済制裁をするところ解除するということで北朝鮮に試されている気がするんです。 ですから北朝鮮に対して何を解除するのが一番効果があるのか。 これは、安倍総理の協力で私、議員立法で作った法律ですから一番よく知ってますからそこは慎重にしっかり対応していきます。

そうするとそのタイミングに併せて安倍総理大臣が電撃訪朝するんじゃないかと随分といろんなところで推測が出てますね。 続いては、集団的自衛権の憲法解釈の変更について池上彰が迫る。 ただ、選挙の最初のころ世論調査だとかなり有力だといわれていたのが内閣の閣議決定のあとガクッと下がったというデータが出てますね。 それにしても集団的自衛権をめぐって国会審議も始まりました。

そこに自民党と公明党の間に距離がありましたからそこのために今までやってきて国会でも途中でいろいろ、質問されましたがこれからですね閣議決定しましたからそれに基づいて法律を作っていくんですよ。 法律を作るのにところが最近の公明党の説明を聞きますと要するに自民党がやろうとしていたことに歯止めをかけたんだといって自民党、あるいは安倍総理がおっしゃっていることと非常にニュアンスが違うことを公明党が最近言っていると思いますが。