相棒セレクション 相棒11 #8

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この番組のまとめ

やったー!先生!おめでとうございます!よーっし!「METiSが田辺龍馬を下しました!」人間負けちゃった。 次はいよいよ時田名人との戦いですね」「名人と対決する日はコンピューターが人類を凌駕する歴史的な日になるでしょう」先生。 ふん…うん?それが何か?つまり安西教授はこのテーブルの上にこの椅子をのせバランスを崩し蛍光灯を持ったままひっくり返りここに頭を打ち付けて倒れ込んだ。 両手が使えませんよ?うん…ん?ついうっかりとじゃないですか?安西教授はプロの棋士に勝つほどのプログラムを作り上げた人物ですからねぇ。

そんなコンピューターが相手なら将棋界の人たちも相当ビビってたんじゃないっすか?曾根崎会長もまさかここまで強くなるなんて思ってなかったでしょう。 もちろん時田名人だって内心はやりたくないはずです。 そもそも電脳戦は将棋連盟とコンピューター将棋ソサエティーが協力をして進めてきたんです。 この上時田名人が敗れたら将棋界は立つ瀬がなくなる。 時田名人。 名人あなた龍馬を敗った人工知能とそんな事してたら将棋界はみんな殺されて誰もいなくなりますよ。 時田名人はひと言で言えば将棋界の宝です。

この事は須藤さんも安西教授も知りませんよね?それで大学に入りそのまま研究員になられた。 でも忘れたい過去ならどうしてまた将棋の研究を?それは師事していた安西先生が将棋ソフトの開発を始めたからです。 彼女がどうかしましたか?坂口彩子さん今は篠田彩子さんといいますが亡くなった安西教授のもとで人工知能の研究に携わっています。 …え?12年前当時17歳だったあなたは将棋会館の近くの喫茶店でアルバイトをしていた山口という男と交際してましたよね。

ユリ…?って事はあいつか!?クソッ…行くぞ!確かにあの日安西教授に会いに大学へ行った。 なんの話ですか?安西教授は人工知能の研究にかかる研究費についてとてもご苦労されていたようですねぇ。 京南大学の人工知能研究ルームでは研究費で購入したものについては全てこのような備品シールが貼られてありました。 人工知能研究の研究資金を提供するように迫っていたのではありませんか?電脳戦でわざと負ける事を条件に。 電脳戦当日名人が投了する直前まで取引は有効です。