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この番組のまとめ

広島市安佐南区の八木だけでも数か所土石流が発生しました。 安佐北区可部東の土砂災害現場です。 安佐南区の阿武山の周辺を飛んでいます。 今日未明から降り始めた雨は局地的豪雨となり土砂災害を引き起こし大きな被害をもたらした。 同じく、安佐北区可部東そこから更に南安佐南区八木。 隣接する安佐南区緑井。 そして、安佐南区山本だ。 最も被害が大きかった安佐南区八木。 八木地区に流れた土石流は標高586mある阿武山の山頂近くから崩れ始めていて斜面を下って、住宅地へ。

岡村健二さん星野藤夫さん真鍋美千子さん沢本範子さん、竹内重喜さんの死亡が確認された。 この強い雨大量なだけじゃなくて強いんですね、短時間で。 1999年の豪雨のときも短時間の雨量がかなり激しかったんですね。 あるいは、その前に何時間か何日かだらだらと降り続けてそのあとで強い雨が降ると大きな災害に結びつくということがありますね。

ただ土砂災害だと今回のように家が丸ごと壊されてしまうということがありますので土砂災害の場合ですと土砂も谷筋に沿って流れますからその土砂の流れるところから谷のほうから少しでも離れるそういうことが避難すればいいかという問題点も探りたいと思います。 こちらが一番大きな土石流を伴った土砂災害と思われますがこの付近、この赤い○のところに富川悠太アナウンサーが行っています。

今回、土砂災害といっても2種類の土砂災害が同時多発しました。 今、この時間も道路上を山からの大量の水がご覧のように流れているんです。 そして、あちらに見えてくるのが可部東の住宅街ですが入り口の辺りは今も滝のようになっていますしその横には車が横転したままです。 この奥が山になるんですがこの可部東地区では、現在までに5人の方の死亡が確認されています。 この場所なんですが、実はあちらに見えてくるのが広島の住宅街のここを購入した方が多かったということなんです。

その一方で隣の東広島市内ではこの降水の形状から当時バックビルディング現象が起こっていたのではないかと推測されます。 バックビルディング現象というのは、同じ場所でまた次からくると繰り返しですね。 更に広島市内の地形も影響しています。 広島市内は、この逆漏斗型の地形をしています。 このため市内を流れる次々と流れ込んで広島市内で、集中的に雨が降ったといえるわけです。 水蒸気の分布雨雲のもとですが今も列島が水蒸気の川と化しているような状況です。

今回の特徴は狭い範囲で種類の違う土砂災害が同時多発したことだ。 牛山先生土砂災害の2種類について伺いたいんですがまず1つ目ですけれどもこの八木地区でいいますと一番、奥のほうまで土砂がいった。 一番大きな被害を広域的にもたらすのは土石流ですね土砂災害の中では。 ただ、その土石流の発生する場合でも上流部ではたいていは斜面崩壊が起きています。 斜面崩壊で土砂が供給されてそこに更に水が加わって土石流となって流れ下っていくというのが一般的な現象ですね。

ですので山あいに近いところはどこでも土砂災害が今回の災害ここまで被害が拡大してしまったその理由の1つは真夜中という時間帯にあります。 3時間で217.5ミリを記録した観測史上最多の豪雨は真夜中に住民に襲い掛かった。 広島地方気象台は昨日午後9時26分大雨・洪水警報。 午前1時15分には広島市全域に土砂災害警戒情報を出した。 左の画像は今回、ナウキャストが午前0時時点で1時間後の雨を予測したもの。

15年前の災害というのはそれをきっかけとして土砂災害防止法という法律ができるほどの災害だったのでなのにこの広島県はこの法律に基づいて住宅分譲などを許可制にする特別警戒区域といった指定がなかなかうまく進んでないんですね。 警察によりますと今日午前9時半ごろ福岡市博多区の御笠川でうつぶせの状態で女性は川から引き上げられましたがおよそ1時間後に死亡が確認されました。 今日午前9時ごろ長野県松本市内のJR篠ノ井線の線路で人が倒れているとヘサン君はおととい現場近くの公園に家族と一緒に遊びに来ていた。