ワイド!スクランブル 第1部

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この番組のまとめ

広島市の土砂災害発生から3日目です。 広島市の土砂災害ではこれまでに39人が死亡し行方不明者は少なくとも44人に上っています。 これまでに39人が死亡しまた、土砂災害の危険が高まったとして今朝新たに安佐北区の可部東2丁目などの1408世帯3474人に避難指示が出されました。 福岡県太宰府市では8月の雨の量としては観測史上最大となる1時間に98.5ミリの筑紫野市全域の10万人をはじめ県内各地に避難勧告が出されています。 山すそから水が出ているとの通報があり新たな土砂災害の危険から避難指示が出された。

被害が広範囲に及ぶため各府県からも応援が入り2500人態勢で行方不明者の捜索が続けられている。 そして、現場なんですが今は消防隊員が398人自衛隊員が302人警察が1070人の態勢で合計で1770人の態勢で今なお、救助捜索活動が続けられているということになります。

昨日の夜から強い雨が降ったりやんだり不安定な天気になっていまして広島市では午前9時現在なんですが広島市全体で捜索活動開始から1時間30分以上がたちました。 現在は、多くの消防隊員による手作業この下の段まで落ちて現在はその中身や家具が出てきてその撤去作業に消防隊員が追われているという状況です。

これは4年前地元テレビ局が道路政策について広島市都市交通部の部長竹内重喜さんをインタビューしたときの映像。 竹内さんは今回、安佐南区緑井で家ごと土石流に流され命を落とした。 そうなったら避難できない中で事前の策として崖側から離れた山側から離れた2階の部屋安全ゾーンに警戒区域、もしくは特別警戒区域に指定されていればそこへ建てる建物の構造というのは死者、行方不明になっているということに衝撃を受けています。 これを機に土砂災害防止法ができた。

この土砂災害警戒区域に指定されると警戒・避難体制の整備などが自治体から住民にされるということになるんですが。 場合によりと書いてありますがこれは土砂災害特別警戒区域の場合は移転勧告を受けるということになります。 この警戒区域特別警戒区域には基礎調査を基本的に都道府県がやるんですが。

どれくらいの雨が24時間で降ったのか見てみますと警報が出ている地域九州や北日本でまとまって降っていますね。 雨雲の様子を見ますと確かに西日本と北日本に雨雲が分かれているように見えるんですが、原因というのは南から湿った風が流れているそのルート上で大雨になっているんです。 ですから今西日本で降っている雨がこのあと東日本に流れ込んでくる可能性がありますし北日本でも位置が少し変わってくる可能性があるんですね。

昨日は、全部埋もれていたんですけれどもこの道路は車両が通れるぐらいに昨日復旧作業、土砂の撤去作業が行われまして重機はどの程度東さんの背後のほうにも重機は入れるようになっているんでしょうか?ずっと奥に家が崩れている場所があるんですがあそこに昨日取材に入ったんですがあの辺りもクレーン車重機は入っていました。

現在、四国地方は特に高知県内に活発な雨雲赤い表示のところがあります。 そのほか近畿は兵庫県内山沿いでこちらの雨雲は雷を伴って観測されていますので雷雨になっているという状況。 そのほか九州は熊本県を中心にライン状の雨雲も見られるということでこういった雨雲このあと断続的に2時間から3時間長ければ5時間くらい降り続く恐れがありますのでご注意ください。

政府は関係省庁の対策会議を災害対策基本法にもとづく非常災害対策本部に格上げしました。 過去にもこの15kmに達した積乱雲は今月17日に近畿地方に浸水被害をもたらした大雨。 福岡県では2年ぶりとなる記録的短時間大雨情報が発表され一方、福岡県志免町ではパトロールに当たっていた粕屋警察署の小塩裕哉巡査が増水した側溝に転落して川に流され搬送先の病院で死亡が確認されました。 今回の西日本の大雨をもたらした原因はこの寒冷前線です。