相棒セレクション 相棒6 #18

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この番組のまとめ

「2007年11月14日調布市東調布3丁目のマンションベルメゾン東調布でこの部屋に住む中津留順子が殺害されました」「当日マンション付近で不審者を目撃された方を探しています」え…ないの?変な話ですね。 ちょっとよろしいですか?あ…こちらの中津留順子さんが亡くなった件についてストーカーを捜してください。 すぐに東調布署の刑事さんたちが駆けつけたそうで…。 急性の心機能不全…いわゆる心臓発作だと思われます。 「今日部屋の郵便受けに香水のビンが入ってた。

日本では現在ほとんどの変死体は表面観察によってのみ死因が判断されそのまま火葬されているのが現状ですねぇ。 変死体が発見された場合それが明らかに他殺もしくはその疑いがあれば司法解剖に回されます。 一方事件性がないとされた変死体の場合変死体を専門に診る監察医が行政解剖を行い死因の究明に当たります。 つまり犯人はオレンジジュースのペットボトルに青酸ソーダを混入させた。 どうしてペットボトルってわかるんですか?この染みの大きさと形状からペットボトルのキャップではないかと思ったものですから。

毒はペットボトルのオレンジジュースに入ってたんですよ。 毒入りのオレンジジュースを中津留順子が飲んだという証拠はあるのか?いや…それは今…。 それよりどうでした?タンスの裏の染み調べてくれたんですよね?オレンジジュースが大好きでね。 あの子は今でもオレンジジュースが好きだったんですね。 例のオレンジジュースについて分析が完了しました。 含まれていたオレンジの品種などから見て「プラス・アップ・オレンジ」という製品のようですな。

でもそれにしても何で順子さんのカバンなんか借りるんですか?犯人がどのように犯行を成功させたのかある推測を元に検証してみようと思いましてね。 ああ「城南大学理工学部」…。 つまりバスの揺れと混雑を利用すれば彼女に気づかれずにペットボトルをすり替える事は可能です。 犯人は彼女のジュースに毒を混ぜたのではなく…。 もともと毒の入っていたペットボトルを彼女のものとすり替えた?ええ。 彼女の行動を把握していた人物ならば可能です。 犯人はある朝彼女のバッグから鍵を抜き取った。

偶然でしょうかね?いい加減にしてくれ!こっちはあんたらに付き合ってる暇はないんだ!中津留さんが亡くなる直前に元勤務先の工場に行っていた事がわかりました。 中津留さんのご遺体を画像診断しました。 その法医学教室では異状死体の死因究明にあたって試験的に医療機器を導入しています。 ご遺族の承諾を得て中津留さんのご遺体をCT撮影しました。 それに何度も言うように中津留順子は病死に間違いない!中津留さんが亡くなる前に行っていた場所がもう1か所ありました。

「死因急性心機能不全」…。 あなたは実験後規則どおり所定の用紙にその内容を記録し大学側に提出された。 その日実験に使われた青酸ソーダはそれが20グラムとなっていました。 室戸教授は学会の席であなたの論文を酷評なさったそうですねぇ。 ストーカー行為青酸ソーダこれだけ証拠が揃っていてもすり替えた証拠ですね?それでも不十分だ。 どう不十分でしょう?そのオレンジジュースに僕が毒を入れた証拠はない!三田村さん!!毎日毎日バスの中で彼女に会ったよ。