再捜査刑事・片岡悠介3

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この番組のまとめ

再捜査専門の特命捜査対策室五係。 ああ~お前もしかして俺に惚れたな?は?でどうしても片岡さんと仕事がしたいってお前無理やりお願いしたんだろ?自分のいいように解釈するのってオヤジの証拠なんですよ。 主人は清廉潔白な人です!愛人なんて絶対にいません!凶器のナイフに残されていた指紋を採取し前歴データと照合した結果樋口常雄氏を刺殺した女は…。 ハクション!あ~あ!行くよ行くよ!はい仕事!もぉ~証拠隠滅の現行犯!異動になったんです。

須田の車は死体発見前日の12月13日からここに止められていました。 須田さとみの仕事は?ああ池袋のビジネスホテルの清掃員。 これなんだ?従ってブドウ果汁はまさに事件当日須田の靴の裏に付着した。 須田昭文は事件当日の12月13日家を何時頃出たんだろうな?はい書類によれば…。 おい事件当日須田は山梨まで遠出したとは考えらんねえか?ええ?死体発見現場は秋川渓谷。 須田さんのバックについてた大きな会社はここを観光用のワイナリーに再開発をするのが目的だったようです。

以前こちらで働いていた藤原健吾さんの事を伺いたくて。 うちはメルロシャルドネナイアガラコンコードが主なんです。 須田昭文殺害当日の藤原健吾のアリバイは?はい。 えー手放す事になった勝沼のブドウ園で冬支度をしていたというんですが当時10歳の娘の瑠璃子はすでに桔梗ヶ原の兵藤ワイナリーに預けられてましたし藤原のアリバイを証明出来る人間は誰もいません。 当時の捜査本部は連日藤原を取り調べたんですが犯行を裏付ける確固たる証拠もなく逮捕には至らなかった。

瑠璃子が喪服を着てさとみの部屋とさとみの勤務先のビジネスホテルを訪ねたのは12月13日。 樋口家は先々代が病院を大きくした功労者で自分が生まれた卯年にちなんだ香道具を作ったそうだ。 以来12年に一度の卯年の師走に親しい人を招いて門外不出のその香木の香りを一緒に楽しむお香会を催す事が樋口家の倣いとなった。 12年前のお香会は長野県安曇野の主人の生家で開いたんです。 須田が殺された日じゃないですか!事件当日須田は…山梨の勝沼ではなく長野県の安曇野にいた。

上から2番目の登録番号2787若葉女子大学に在籍していた吉野真知子さん二十歳が北アルプスの穂高岳で遭難死した。 日帰りの予定だったんですが夕方から雨風が激しくなり下山するのはとても無理なので仕方なく樋口君吉野真知子さんと山小屋に避難ししかし残念ながら真知子さんは息を吹き返しませんでした。 「指名手配中の須田さとみ容疑者39歳が本日午前10時頃あきる野市の秋川渓谷で死亡しているのが発見されました」「現場の状況から警察は須田さとみは自殺したと見て捜査を進めています」どうした?瑠璃子。

この配送伝票郵便番号書いてないけど。 何か?相続の事もあり色々と整理している時にこの香木は代々受け継がれてきたものでそれから30分後に巡査が駆けつけた時にはにおいが消えていたなんて事ありえるのかね?ありえますね。 えっ?それで?樋口家の卯年の香木?伽羅だ。 「あっ片岡…」樋口夫人に借りたその伽羅が入ってる香箱を鑑識で調べたところ須田昭文の指紋が付着していたんだ。 どういう事だ?12年前の12月13日金の無心のため須田昭文は安曇野に樋口を訪ねた。

えっそうなの?そうすると12年前の須田殺しの犯人は樋口って事ですか?だとしたら2つの事件とも一気に解決するんだがね。 なんだっけあの…あっ管理官須田が安曇野の樋口の家を車で出たのは何時です?安曇野から秋川渓谷まではもう1か所だけあるんだよ。 えっ!?やっぱり!やはり瑠璃子が一連の事件のキーパーソンだったんですよ!よし兵藤瑠璃子を任意で事情聴取しよう。 須田さんが殺されたあとここを観光用のワイナリーにしようっていう計画は潰れたんですけど組合や仲間たちに不義理をした藤原さんはもうここにはおれなくなったんです。

…っていうと?悠介ジュゼッペ・ペノーネっていうイタリアの彫刻家知ってる?ジュ…ジュゼッペ?ペノーネ。 瑠璃子さんが描いた兵藤ワイナリーのポスターのいやそれはご存じないだけで甲州の木は1本だけあったんです。 そんな…!どうして!?瑠璃子さんが12年前勝沼からこちらへ持ってきたからです。 ジュゼッペ・ペノーネはね今から7年前ブドウの搾り汁を使ってワインのラベル用にブドウの葉っぱの絵を描いたの。 分析結果と勝沼のブドウ園の人の話を聞く限り12年前このワイナリーには甲州の木は1本だけ存在した。

ここに!?どうして?須田さんが訪ねたのは学生時代アルプス一万尺の会で一緒に山登りをする仲だった…耕作さんです。 須田さんは30年前あなたと真剣に交際していた吉野真知子さんを死に追いやった男だった。 真知子は…山小屋の中を写した写真を拡大しお香の専門家に鑑定してもらいました。 人一倍慎重で絶対に単独行動をしない真知子が1人で下山するなんてよっぽどの事があったんだろうと。