歌をお作りになる作曲他の人に楽曲提供する。 何といっても小説家として売れてらっしゃるエッセイスト。 初めてでしょ?新聞小説。 その続編っていうよりも…僕一人で中学高校過ごしたじゃないですか。 それはお父様が…映画作った時の借金を返してさあこれから自分のためにと思ったらなんかすごい忙しくなっちゃったんですって?何にもできない。 いわゆる…おやじの夢を果たそうと思って中国行って映画撮ったじゃないですか。 それで大変な借金をして…28億ですけど。 金利入れたら三十数億で…34億ぐらいですよ。
だからどうしてこんなことになっちゃったのかなと考える暇もないくらい一生懸命だったですね。 やっぱり…借金をして返したっていうとみんな驚くけどじゃあ借金しなかったら二十数億僕が持ってるかと。 お父様の人生だったんだからね。 それでねすごい友達にね上手に利用されてお父様が?父が。 でもこんな時にお父様が東京にいらっしゃって。 「もう今度は間違いないから」「朝9時にもらったら駅に届けるから10時半に出る雲仙号に乗って待ってなさい」。 降りれば今降りられるんだけど僕それはキセルっていう犯罪行為だって知らないから。
そしたら向かいに座った大学生のお兄さんが「君それ取られたんじゃないか?」「財布は?」って言うんです。 どうしようと思ったらね大学生のお兄さんが「君どこまで行くの?」って聞くんです。 それで車掌さんは学生割引の値段で…子供と同じだったんです。 乗ったのは…朝10時半に東京駅を出て昼すぎにはもう静岡に入るんですよ。 それで昼中静岡走ってんですよ急行列車って。 昼中静岡走って…。 静岡長いんですよ。 つまり急行列車はえっと…静岡県と夜を走るんですよ。 その頃お兄さん大学生みたいなの?大学生ですよ。
ヴァイオリンはその辺に置いてあったの?ヴァイオリンは網棚の上に置いてますから。 そしたらね朝起きたら九州だってわかるんです。 もう関門トンネルもくぐって。 長崎駅の近くまで来て僕住所書いて…。 電話番号名前と書いてお兄さんにお渡しして深呼吸したらね「おーい!おーい!」って呼ぶ声がするの。 本当に!それでね僕嘘ついて長崎帰ったじゃないですか。 この住所を見たら歩いたら2時間以上かかるじゃないか」って言うの。
うちのお母さん喜代子っていうんですけど喜代子すごかったですよ。 自分の部屋へ行って楽器を置いて台所に行ったら「あんたお茶飲むね?」とか聞かれて。 しょうがないからうちの親類で一番頼りになる材木屋さんに行ってお金借りて。 思案橋まで行って…お兄さん小島町の人だったんで。 思案橋の近くの…。 カステラを買って…お礼って書いたカステラを買って大きく変えてくれたと思いますねこのお兄さんね。 しかもあなたが本当に不安でいっぱいでいらっしゃる時にね。 全然違いますもん顔。 全然違う?ほら。 これ全然違うね今…。
僕が大学生になった時にはもう本当に感動しました。 それにしてもこちらに出ていただきましたけど息子さんがいいヴァイオリニストにおなりになって。 TSUKEMENっていうね。 これはある放送局小さな放送局を舞台にラジオとは一体何だろうというんではがきを通して人と人はつながることができないのかっていうことを始めたある若いアナウンサーをみんなが育てていく話なんです。 本当に何枚かに1枚にこの若いハンサムじゃないのがあるんですってね。