「日本の最新医療の積極的な輸出が現在求められておりますが日本医療の今後はどうあるべきなのでしょうか?」「日本医療の未来を皆さんと考えていきたいと思います」「早速ですが本日は国立高度医療センター総長の天堂義人さんにお越し頂きました」経産省文科省外務省にこれだけの組織があり特定国立研究開発法人日本医療産業機構。
ウラジオストクの日露最先端医療センターからお越し頂いた原守先生です。 腫瘍が甲状腺の被膜を越えて気管まで浸潤しておりリンパ節転移も認められます。 甲状腺全摘および頸部リンパ節郭清。 助手は海老名先生と談合坂先生にお願いします。 甲状腺乳頭がんか。 サバロッティの声は世界の宝なんです。 なぜだ?帝都医科大学病院は我々東帝大医学部の植民地だ。 しかも本院ではない第三分院にいた男がなぜ日本中が注目するオペに抜擢されたんだ?まさか…!もしそうだとしたら…。
皆さん私はこれから手術室へ行って命をもって日本最高峰の病院の実力をお伝えします。 ただ今より甲状腺全摘頸部リンパ節郭清を行います。 それじゃあ甲状腺左葉切除を始めます。 我々国立高度医療センターはこの意味はおわかりですね?原先生。 最高の技術を提供出来ない医者は必要ありません。 再建?えっ…出来ないの?アッハハハハ!アッハハハハ!僕を誰だと思ってんだ!誰?おい!大門未知子君。 じゃあこれより反回神経再建術を始めます。
神経再生誘導チューブとは?人工神経です。 末梢神経の再生を促進させる最先端の医療機器ですよ。 国立高度医療センターは実に素晴らしい病院でした。 「甲状腺の未分化がんの手術を受けた四方さんは…」日本一のジャーナリストを味方につけよった。 世界には成功率や生存率が低く術式も確立されていない危険なオペでも高額な報酬と引き換えに引き受けるやからがいます。