大川橋蔵さんの『銭形平次』を覚えてらっしゃる方がいらっしゃればあの時の奥さんを長いことおやりになった方が今日の…。 お着物の似合う女優さんということで香山美子さん今日のお客様です。 本当に奇麗な…。 本当にお着物が奇麗ですね。 ここから上がなければ本当に奇麗。 本当に奇麗ね。 それであなたあれなんですって?ご主人が結婚…結婚なすった時にくださった草履かなんか…。 41年過ぎたんですけどご主人は初めてのプレゼントに草履くだすったって。
でも病院にいらっしゃったら両足の甲の離骨折って…。 いつ?あのねあの…こちらの収録の10日後ぐらいですかね?えっ…だから「2度あることは3度あるからお気をつけになって」って言った10日後ぐらい?廊下…ワックスかなんかかかってたんでしょうねそこ。 あっご自分の精神はもう向こうへ行ってると思うのに手はここにいる?手は骨折してるから動かないの向こうへ。 本当に?どこを骨折?ここをねすぱーんって。 腕?単純骨折だからよかったんですけどね。 でも単純骨折っていったってね右で…。
ご主人に髪の毛やなんかピンで留めてもらう…。 何ていうんですか?パッチン留めって…。 長いのでそんなものはいつもね日常生活自分でパチンとやってましたでしょ。 ご主人が。 頭パッチン留めで。 あなたのご主人の三條さん。 三條正人さんお優しい方で結婚なさった時にその草履を…。 この方ってお洋服やなんか大変でしょ?そうですね…よくわかりません。 これご自分でやってらっしゃるの?こういうお洋服のことやなんかはご主人は。 ただそのハンドバッグを使わなきゃなんないんですよね。
ところがその日は翌日挙式なんですけどやっぱり同じところに泊まって同じボストンバッグを持って。 タクシーに乗ってその近江神へ行きまして「今日結婚する者なんですけど」…。 じゃあ現場…現場集合?嫌だな。 現場集合ですよ。 現場集合…。 本当に現場集合だね。 現場集合でお互いに花嫁花婿の格好をしてそのご主人の地元の結婚式の時支度したりなんかしてる時なんか誰もいなかったみたいなんだけどそのうちだんだん増えてきて…。
それはね映画女優時代ですよ。 だからもうキッチン回り…要するにお台所仕事っていうのは親も要求しませんでしたし。 でもご主人とご一緒に『誘われて二人旅』っていうんですか?旅にいらっしゃった時のVTRがあるので。 「早いね」「フフフ…」「僕がひっくり返って…」「えっ何?ひっくり返って…」「あっ!」「胃の手術したこともあるし」「そうよ」「ねえ」「あれはね自業自得といえば自業自得ですけどね」「やっぱりあの時ほどね結婚しててよかったなと思ったことないね」「まあ上手なこと。