さあ今日の向かって左側が女優タレントの奥山佳恵さんでいらっしゃいます。 お隣にいらっしゃるのはご主人のメーキャップアーティストの稲葉功次郎さんです。 大丈夫っていうお二方に出ていただいてですねそういう方たちで何か心配してらっしゃる方もいらっしゃるだろうし悩みの多い方もあるだろうから。 若いですか?大丈夫ですか?若い。 私最初ダウン症の子ってどんな子なんだろうってとっても不安だったんですけど。
僕自身も戸惑いもあったんですけども今はとにかく妻を元気づけることだけしか色んな角度からやっぱり自分を責めましたね。 この子がダウン症であることは不安だけども「この子は可愛いね」って言っていたら主人が「それだけわかってればいいんじゃない?」って言ってくれたんですね。
「うちの子ダウン症なんです」って言った時に相手が受けた衝撃が私はもう電話口で実はもうこっそりうれしくってほっとするやらで泣いてたんですが母がもう一生懸命こう…私に話しかけてくれるので母のお喋りのおかげで泣いてるのばれずにすんだんですがでもまあダウン症のお子さんがいらっしゃるっていうことを発表なさると皆さんが「あら大変ね」とかなんかそういうことを気の毒がって仰るのがとってもつらいんですって?そうですね。
ダウン症の子は…健常の子は時期が来たらハイハイして…寝返りしてハイハイしてつかまり立ちして歩きだしてご飯も大人がみるのを自然と見て覚えてできるんですがダウン症の子はちょっとサポートしてあげないと変な癖がついてしまう。 最初からできたわけでも何でもなくって私たちがこう…すごいんではなくて美良生君にこう…親にしてもらってる感じがします。 「今日テレビで美良生君のこと話すからいい?」ってお兄ちゃんのほうに聞いたら「いいよ」ってちゃんと許しを得ていらしたんですって?そうなんですね。
でもそう言われると何でも一緒にやるんだなと思って一生懸命考えて随分遠くのほうまで旅行に行ったり船に乗ったりしたんですけど。 私もそういう社会であってほしいって本当に心から美良生君が生まれてくれたことで感じてます。 私のこの次男の…効能といいますかイライラしたものを次男を抱き締めることでとげが抜けるので私もううちの次男の美良生君のこととげ抜き地蔵って呼んでるんですけど。 すごい強運の持ち主でオーディションの時何万人の中…?はい。