第6回横浜国際女子マラソン

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この番組のまとめ

1979年、世界初の女性だけのマラソン大会として誕生した、東京国際女子マラソン。 最後の横浜国際女子マラソン、スタート時間が迫ってきていますお話はニッポンランナーズ代表の金哲彦さんです。 第6回横浜国際女子マラソン、今スタート。

そしてこの大会は日本人選手にとっては、来年、北京で行われる世界選手権の選考対象レースになります。 この横浜、そして来年の大阪、名古屋と各大会の日本人上位3選手から、対象を行うということで、さらにことし8月に終わった北海道マラソンも対象レースですが、そこでは野尻あずさが優勝しています。 まあ、設定のタイムは、とにかく1キロは3分25から26、チェロティッチ選手、22歳の選手が、ちょっと何か今、迷いながら、ちょっとペースを作っている感じですので、日本の選手も、大丈夫かなって不安げな気持ちはあると思います。

選手を整理しますと、まずこの集団をリードしていくのが、P2というナンバーカードを付けている、ケニアのチェロティチ、ペースメーカーです。 その後ろにいるのが今、画面見えましたが、ナンバーカード5番のバロス、ポルトガルの選手、ケニアのロティチ、ロティチ、日本勢でいいますと、去年2位の野尻、ブルーのユニホームが見えています。 この第3集団、先頭で走っているのは2009年、第1回横浜国際女子マラソン優勝者。 そんな中でもこの嶋原選手といえば、第1回大会の優勝者、現役を退いても、まだ元気いっぱい。

そして今、この先頭集団8人が、5キロのチェックポイントを通過していきました。 後半がかなり上がってきてますので、速い展開で、今、スペシャルドリンクを取りに行ってますね。 最初のテーブルがありますけれども、スペシャルドリンクを、ああ、野尻が取りました。 この第2集団は今、引っ張るのがナンバーカード7番のプロコペワ、ロシアの選手に代わったというところです。 日本人選手では、樋口さん、そして小倉さんですよね。

ロンドンオリンピックの金メダリストが、ついに日本のマラソンに初登場。 3つに分かれ、ちょっとばらばらっとした展開になって、ペースメーカーのチェロティチの後についていっているのは、日本勢の2人、昨年、日本人トップの2位に入った野尻あずさと、そして今回がマラソン初挑戦、19歳の岩出玲亜、16番の選手。

ちょっとばらばらっと、先頭グループもばらけてきました先頭、ペースメーカーのチェロティチのあとに続いていくのは、去年2位の野尻あずさ、マラソン初挑戦の岩出玲亜、ナンバーカード16番が岩出、11番が野尻です。 エチオピア、ロンドンの金メダリストのゲラナと、そしてケニアからは2人、山梨学院大学の附属高校と、ほくれんで、日本の選手の中で誰が一番好き?って聞いたら、シブイヨウコさんが好きだと、シブちゃんの明るさが好きだって。

ナショナルチームに入りたいというのが彼女の願いですので、それに向かっては、いいペースですねことしはまだ2時間25分を切る日本選手は現れていませんがことしの横浜10キロの通過ポイントを見るかぎり、2時間22分台も十分に期待できるというような、すばらしいペースで飛ばしています。 第6回横浜国際女子マラソン、ハイペースの中で日本勢2人、10キロを通過しています。

ノルディックスキーからマラソンに転向したというランナー、練習も、そしてその練習メニューも、一人わが道を行くという、異色のランナー。 そしてその後ろに招待選手、最年少19歳、これが初マラソン10代最後の初マラソンで、19歳以下の日本最高を狙いたいという、標的は増田明美さんの持っている2時間30分30秒。 日本陸連が立ち上げたマラソンナショナルチームのメンバーの1人マラソンデビューはことしの名古屋で、これが2度目のフルマラソン。

待ちわびた2度目のマラソン憧れの選手は尾崎好美さんだというふうに、先輩の名前を挙げてましたけれども、その尾崎さんが今回は、この横浜・山下公園前で応援をしてくれているということで、その尾崎さんに恐らく、竹内由恵アナウンサーが密着しているんではないかと思います。

東京オリンピックでメダルをとりたいっていうのは、大きな目標ででも、まず、その前にリオだってあるし、そこをまず私は狙っていきたいですね本当にいい表情で、ずっと走り続けているこの岩出玲亜、12月の8日で20歳になるんでぜひその前に、10代のうちに記録を打ち立てたいということを話していました。 この人もはっきりと、できれば2時間22分30秒を切りたいんだ、そして世界選手権の代表にもなって、ナショナルチームに入って、リオオリンピックを目指したいんだと、目標をはっきりと語っています。

どう思います?2人いるということが、やはりいい刺激になっていると思いますねこれがもし、1人であれば、その2人がペースメーカーのあと2人並んでいて、そのあとに1人、ケニアの30歳のキャロライン・ロティチがいて1つの集団になる可能性も秘めていますが、フィレス・オンゴリ、もう日本でもおなじみの選手でもありますけれども、改めてVTRでご紹介しましょうことし4月に自己ベストを更新。

ちょっとこの先頭グループ、今、画面で捉えている中では、ばらばらっと形が変わってきましたけれども、今振り返ったのが、ペースメーカーのプリティ・チェロティチ、21歳の選手、その後ろに、同じケニアのロティチ選手、招待選手がつけていて、それからちょっと遅れたところに岩出がいて、それから野尻も遅れたのか、後ろに下げたのか、その前に行ったのが左側、右側にナンバーカード12番田中智美、この2人というような形になりました。

高橋さん、だけどロンドンオリンピックのときに、ゲラナさんは金メダルとったときに、前半のハーフの記録よりも後半が3分以上、よかったでしょう?きょうもそういう走りができそうな感じですかね?ロンドンオリンピックのときの走りではないですね。 初マラソンの岩出選手は、ずいぶん目立つスペシャルドリンクですね。

去年はこの中間点辺りから、優勝者はこの5人の中から誕生するということになるんでしょうか先頭グループ、全部で5人。 折り返しはこのあとは30.8キロですから、まだしばらく時間がありますが、ここからいよいよ本格的に勝負が始まっていくというところを迎えていますが、その中間点から先頭グループを先導する白バイ隊のお2人が代わりましたので、改めて、ここでご紹介しましょう。

この選手たち、いわゆる中間点を過ぎて、ペースメーカーもいなくなって、この後半、どういうふうな勝負を仕掛けるか事前にレースのイメージについてインタビューをしておりますのでそのVTRをご覧いただきましょう。 練習内容も含めて、本当に試行錯誤しながら、自分の考える道を突き進んでいっている、32歳の野尻あずさ。 そして2年前の大阪で、2時間24分57秒、去年の横浜でも日本人トップ、2時間28分47秒で走って、それから、また野尻さんは、大変、友達を大事にする人でね、今回も高校時代、のためにカットをしてきました。

そして、このレースも含めて来年8月に北京で行われます世界選手権の代表選考レースの一つになってるんですが、その一つが北海道マラソンで、もうそこ、優勝してますから、一つ、この野尻選手は候補選手の一人には入ってはいるんですよね。 朝練習なんかも好美さんが、智美さんがやるのを、尾崎さんと田中佐知子監督がずっと山下公園で見守ってるんですねもう、智美さんの表情からしても監督と好美ちゃんが立ってるのが安心してる、する表情っていうんでしょうかね、リラックスした感じで、本当にいい風景でした。

ですけどね、練習の中でも、チームメートの小崎まりさんなどは世界選手権にも、日本代表で行ってますが、30キロ以上踏んでなくても、質の高い練習を積み上げてきてますので、それがノーリツというチームのやり方なんですね。 私今、26キロ地点におりまして、先ほど、1分ほど前に先頭集団と、そして野尻選手、通過していきました。 先ほど5キロが17分44まで落ちましたので、田中選手がそのペースを戻そうとして、しっかり引っ張ってました気になる野尻選手なんですが、今、15秒ほど、私の目の前で離れていたんですが、先頭集団から。

マラソン経験でいうと、田中が2回目、岩出がこれが初めてという、若い2人が、本当にこの先頭グループ、積極的なレースを展開しています田中選手も、初マラソンがことしの名古屋だったんですけれども、いきなり2時間26分05秒ですからね。 だけどね、今回、田中智美さんは、この大会の前に、出られないかもしれないと思うぐらい、ちょっと疲れてしまったことは、ナショナルチームの合宿が、7月にアメリカのアルバカーキで行われたんですね。

そうですね、ここの大会に来る前には、雪が降った雪山のホテルで、3日間練習をしたそうなんですねそのときに、雪を踏むときに、バランスを崩さないように、重心移動を考えながら、フォームを非常に考えながら、走ってきた、それが非常に役に立っているとも言っていましたから、今もう一度、自分の重心の乗り方や、腕振り、足といったところに、しっかりと意識を戻すことができれば、またもう1回、息を吹き返す、そんなきっかけになると思いますですからこの辺りで、走りの中で、しっかり自分と向き合ってバランスを整えていくことが、また必要にな

去年の場合にはとにかく、中間点を過ぎた辺りまでは、野尻と、そして那須川選手、一騎打ちになるのかなと思ったんですが、後半にとにかく前半よりも後半のほうが1分半以上速かったというあのロシアのマヨロワが30キロポイント手前では、もう追いついて、そして野尻を逆転してトップに立ってるというような展開でした。

先頭集団は、現在4人。 ナンバーカード12、田中、ナンバーカード16、岩出、ナンバーカード2、フィレス、ナンバーカード3、ロティチ、この4人の争いで、先頭集団、争っています。 足取りは少し重いか、力は残っているのか、このあとの追い上げはあるんでしょうか?野尻が懸命の追い上げを見せます表情は険しい、苦しそうな表情、第1、第2折り返し地点で今、野尻がやって来た。 先頭集団が通過してから、およそ30秒、30秒が経過しています。 このあと野尻が先頭集団を追い上げにいきます。

結構、ケニアの2人というのは、日本ではちょっとすれ違いというような形にはなりましたけれども好きな食べ物、ともに納豆を挙げていたりとか、ピンクが好きだったりとか、共通する部分はあるんですが、フィレス選手のほうは、ケニアを中心にして練習をしている、山梨学院大学附属高校の出身。 キャロライン・ロティチ、ナンバーカード3番は高校は仙台育英、そして、そのあと、現在はアメリカを拠点にして練習をしている選手。

きょうは、コマーシャルの前にも、思い出の東京国際女子マラソンとか、歴史を振り返りながら、いろんなシーンをご覧いただいてますけれども、高橋さんのね、映像も何度か映ってきましたけれども、先ほど、映像で紹介されたのは、いわゆる足が止まってしまったという、ちょっと苦い思い出のあるレースのほうが紹介されてましたけれども、高橋さんにとっても、東京国際女子マラソンから続くこの女子の秋を飾るビッグレース、いろんな思い出があるんじゃないですか?ありますね。

そういう中に、このケニア勢にとっても、ケニア、エチオピア、本当にレベルが高いですから、そんな中で、オリンピックを、あるいは世界選手権を目指そうという、ハイレベルな自分たちなりの争いもあるという、レス・オンゴリです。 その後ろに、今、下げてはいますけれども、年齢的には2つ上、仙台育英高校出身の、この人も一生懸命、日本語で話をしてくれました。

このあと、もうすでに山下公園前を通るのは、4回目ということになりますけれども、このあと、コースが今度はみなとみらい地区という、風も強くて、ケニアのフィレス・オンゴリ、キャロライン・ロティチ、この2人、そして日本勢は26歳、第一生命の田中智美と、19歳、ノーリツの岩出玲亜です。

4人を引っ張るのは、ナンバーカード3番のキャロライン・ロティチになりました。 そこから少し距離を置いて、フィレス・オンゴリと、そして岩出玲亜という形にはなりました。 前をきっちりと向いているのは、2番手につけている田中智美ですそしてその後ろの3人を引っ張るのが、ナンバーカード3番のケニアのロティチ。 ロティチは2012年のシカゴマラソンで2時間23分22秒をマークしました。 完全に未知なる世界に入っています、初マラソンの岩出玲亜。

ほかの選手たちに声援を送りながら、自分自身はこのまま行きたいと思うぐらい調子もよかったそうなんですが、あれも本当に、マラソンの空気というのを感じてみたいということで、みずから志願したそうですね。 そしてこの田中智美は、年齢的にいいますと、岩出選手よりも7つ年上。

第1回大会では、見事な2時間23分56秒というタイムで優勝を飾って、さらには第3回には木崎良子、あのときには尾崎選手とのデッドヒートだったんですけれどもね。 でもその日本人で前身の東京国際女子マラソンからですけれど最初に優勝したのが、女子マラソン界のパイオニアの佐々木七恵さん。 そして物静かではありますけれども、日本語で一生懸命、われわれの質問にも答えてくれました、ケニアのもう1人のキャロライン・ロティチ。

ががんとスピードが落ちたのがロティチ、その後ろから迫っているのが、19歳の岩出玲亜。 その遅れたロティチに対して、岩出玲亜が迫ろうというような、日本人の2番手ではありますけれ全体の3位にまで上がろうかというような形で、岩出も追い上げています。 2人ともやはり、強い選手ですけれども、フィレス選手が、やはりラスト1キロっていうのに非常に自信を持っている選手ですから、田中選手がかけるのであれば、先回りしてかけるべきなのかなと思いますね。

その最後のレースは、最後の最後までどちらが勝つのか分からない、しれつな女王争い、一騎打ちです日本の田中智美、そしてケニアで生まれ、日本で強くなったフィレス・オンゴリ。 最後の女王、日本人ということになるのか?それともケニアで生まれ、日本で強くなったフィレスがこの田中をかわすのか?田中か、フィレスか。 田中智美が、最後の女王に輝きました。 最後の女王は田中智美。

8人の選手が通過していきましたが、金さん、どうやら優勝した田中智美選手のインタビューが聞けそうです。