そして映画『動乱』も出来上がっておめでとうございます。 ああいう女の人に本当はとってもこう愛情をすごく持っているんだけどそれをこう…言わないっていうようなのは割と？えー…前に１０年近く撮ってました…１０年以上ですか。 仁侠映画だとかヤクザ映画だとかっていうふうに呼ばれる作品の中にもそういうケースはあったと思うんですけども。 その高倉さんの魅力が本当によくこう感じられる映画だっていうふうに拝見したんですけど。
どこ大学でしたっけ？明治大学です。 元々俳優におなりになるっていうよりは九州から東京に出てらしたのには訳があって。 それは女性が東京にいらしたからその方のいらっしゃる東京に。 それでその女性を追いかける形で東京にいらして。 それは大学？卒業してからです。 じゃあご卒業になってからめでたく一回お帰りになったんですね九州に。 東京出てくれば何となく幸せになれるような…。 それでその女性の方というのは九州にいらした女性の方なんですか？いいえ。 東京にいた人でした。 じゃあ大学生の時にお知り合いだった？ええ。
でもまあその先生とも女性としての最初の出会いかもしれないけど高倉さんはやはりまあ…特にこの映画界の中でだと思うけど出会いということをとても大切に思ってらっしゃる？特に僕が別に大切に…皆さんが大切にきっと思ってらっしゃるんじゃないですか？僕が気がつくのが遅かったというだけで。 あの『幸福の黄色いハンカチ』お撮りになった時山田洋次さんとお会いになったのもやっぱりとってもいい出会い？身震いするほどいい出会いだと思います。
でも今度そのとにかく３か月間サハラ砂漠で撮影なさりお走りになってごらんになってどんなでした？アルジェの国境で国境の実際の検問所を芝居に組んであるところでアルジェの国境へ行ったんですが。 前回その１０分ぐらい前に僕がお弁当を渡したもんですからこの人が提げてるものがお弁当ってわかるので生徒がばーってみんな起立してですねもう目がキラッキラ光ってね。 ボクシングと闘牛が好きなんですよ。
この頃はなんか後ろ髪を引かれるような人間関係はつくりたくないと思ってらっしゃるって何かに書いてあったけどそう？ヘヘヘッ。 やっぱりあの…なんかあんまりぎりぎりするよりもなんか鼻歌歌ってできれば歩いていきたいっていうようなところもおありなんですって？とってもあります。 どなたもあなたがポケットに手突っ込んで鼻歌歌ってこう歩いていきたいと思ってるとは思ってらっしゃらないでしょうね。 割にいつも鼻歌歌ってポケットに手突っ込んでるんですけど。