いつものしっとりとした情念を燃やす歌手になるとはこの時は思っていらっしゃらなかったと思いますけども本当に可愛らしいお写真です。 今日も奇麗なすごい大胆な模様のね金箔の上等なお着物なんですけど。 こういうの何があるかとか全部写真に写してよっぽど整理よくしてらっしゃらないと大変でしょう?そうですね。 ついついこの着物にはこの帯をしたとか帯締め帯揚げとかっていうのも忘れてしまうといけないのでその都度写真を撮って保管してそれをこう見て取り出してくるというようなことを…。
でもまあその代わりって…今私本当にありがたいことに家に一緒に住まいをしてくれるおばちゃんがいてくれたりですね。 あのマッチが『愚か者』で私が花持っていくことになっていたんですけど。 その前に一番欲しいと思ってた賞をお取りになったんですってね?最優秀歌唱賞というのをいただけて。 そのあとにグランプリが発表がもちろんあるわけです。 もう延びて延びて最後のマッチのグランプリの発表とその歌のご披露がもう本当にこんなになってしまいましてね。
しつこく飲んでるわけじゃないんですけどついつい家に一緒にいてくれるおばちゃんとかね私の仕事を手伝ってくれてる彼女たちが結構集まってきてくれるので一緒に…。 で結局自分はわからないぐらい…翌日朝見たら「これ昨日どなたがみえてお客さん何人みえたの?」って言ったらそこからいわゆるテープをね送ってテストをしてくださいとお願いしてその中から選ばれて…。 東海道線で。 東海道線で?あら可愛い…。 皆さんとてもご活躍で…なんですけれども私の場合はあんまりものすごく一生懸命なんていう空気が本当になくてですね。
「大月みやこ様歌手生活50周年おめでとうございました」「私も歌手・大月みやこに巡り会って35年になります」「担当した作品1作1作ごとにとてもいい思い出ができ本当に感謝しています」「35年の間にはささいなことでケンカになり口を利かずにレコーディングして周りを心配させたりご自宅でスタッフみんなで夜通し歌談議に花を咲かせたこともありましたね」「今でもとても懐かしく思い起こされます」「何事にも真剣に取り組む大月さんならではのエピソードはたくさんありますが何より作品の表現者としてその素晴らしい声の魅力と歌唱力は誰に
この先もまだ何かきっといいことがあるだろうと思わせてくれるスタッフに本当に恵まれたそのきっかけを作ってくださった人たちと今もつながってることが幸せです。 でも随分長くね35年間一緒に仕事をしてらっしゃるっていうことですからね。 本当に突然に突然に亡くなってしまって…。 この曲は先ほど『女の港』の話が出ましたけれども作曲が同じ船村徹先生が書いてくださいまして。 作詞をしてくださった池田充男先生。 昔々自分たちがデビューした頃っていうのは自分でやらなくちゃいけなかったですね。