イスラム国が区切っているタイムリミットも4時間あまりに迫っていますので一刻も早い解放が待たれますね。 お伝えしていますようにイスラム国に拘束されたとみられるジャーナリストの後藤健二さんの母親が先ほど、会見し解放を訴えました。 イスラム国による日本人2人の殺害予告からまもなく期限とされる72時間を迎える。 湯川遥菜さんと後藤健二さんに対する殺害予告を行い身代金2億ドル日本円でおよそ240億円を要求している日本のメッセージはイスラム国に届いているのか。
たった今こちら、総理官邸では岸田外務大臣による記者会見が行われていましてその中で、岸田外務大臣は政府一丸となって情報収集に努め早期解放に向けて取り組んでいるとこういった姿勢を改めて強調しました。 これまでの動きですが安倍総理大臣は今朝9時前にこちら総理官邸に入りました。 あと4時間あまりという状況なのですが政府高官によりますとイスラム国との直接のコンタクトには至っておらず今のところ要求もないんだとこう言っていました。
さらに、このヨルダンの現地対策本部で指揮を執る中山外務副大臣は、ヨルダンのアブドラ国王と会談して協力を要請しています。 イギリス訪問していた岸田外務大臣はイランの外相と電話協議をして人質に対する情報収集と解放に向けた支援を要請。 これ、板橋さん言葉の表現が変わっていますので何らかの動きがあることは間違いないと思うんですが人質の安否という面から見たら今、どんな状況だというふうにお考えですか?恐らく何らかの交渉の材料として彼らを使おうとしているならばそれは、人質として大事にしていると思いますね。
一方アメリカFBIの元交渉人で果たして日本とイスラム国の交渉は進んでいるのか。 今回、拘束された2人のうち1人、後藤さんは紛争地域で取材をするだけでなくて戦争に巻き込まれた子どもたちにまなざしを向けるジャーナリストです。 取材で訪れたアフリカや中東の紛争地の少年兵、あるいは仕事で学校に行けない子どもの過酷な生活について映像を交えて解説するような活動もされています。
エルドアン大統領が率いるトルコなのですがなぜ、トルコが交渉の鍵を握るのかと言うと実は、去年この2つのイスラム国とのパイプが注目される出来事がありました。 これ、実は、ドイツの新聞が報道しているんですがフランス政府がトルコを経由する形で身代金をイスラム国側に渡したのではないかということなんです。
そんな過激派組織イスラム国はこの1~2年で急速に勢力を伸ばしてきましたがここにきてある変化が起きていると言われています。 イスラム過激派組織の中でも現在、世界が最も危険視するイスラム国。 過激派組織イスラム国の新たな標的となってしまった日本。 このイスラム国の暴挙に対し日本に住むイスラム教徒はどう感じているのか。 支配地域で異教徒らに対し残虐の限りを尽くしているイスラム国。 イスラム国の拠点の街ラッカを訪れた経験がある報道カメラマンの横田氏は…。
ただ、シャリーアというイスラム法もそれ以来、1300年の歴史があって、その間に色々な変化あるいは調整が行われて発展してきている。 それを一切無視して7世紀のシャリーアイスラム法をそのままの形で実施するというところに大きな問題があります。 これまでのとイスラム国が決定的に違うのは統治機能を持っているということなんですよ。 それから今、アメリカ軍がイラク軍に供与したものをイスラム国が使っているわけですね。
それから、シリアのほうでもシリアの政府軍なりあるいは反体制派が体制を立て直してそして、アメリカの支援のもとに入ってくると。 過激派組織イスラム国に拘束されたとみられるジャーナリストの後藤健二さんの実の母親が会見しこうした中イスラム国側が交渉期限を72時間とした殺害予告の動画を2人の安否について菅官房長官は様々な情報に接しているが未確認だと語りました。 また、中谷防衛大臣はアメリカのヘーゲル国防長官と電話会談しました。