ワイド!スクランブル 第1部

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この番組のまとめ

まず、安倍総理大臣は過激派組織イスラム国に安倍総理はまたイスラム国が残虐な方法で支配地域を拡大しているこの動きを止めなければならないとしながらも日本が有志国による空爆の後方支援に回ることはないと強調しました。 イスラム過激派をめぐる状況というのは厳しくなればなるほど人道支援ということで日本時間きのう午前5時ごろイスラム国が後藤健二さんを殺害したとする1分あまりの映像がインターネット上に公開された。

スタジオには2004年、イラクで起きた日本人人質事件で現地対策本部での対応に当たった元外交官の宮家邦彦さん。 ヨルダンで取材をしていると日本人だとわかるとお悔やみの気持ちを伝えてこようとする地元の人たちが少なからずいるんですね。 ヨルダン軍のパイロットの男性がまだイスラム国に拘束されている状態が続いているということもありますがこれが、国民の大きな関心を集めています。

一方、イスラム国への空爆などを行う有志連合への参加や後方支援については安倍総理が先ほどの委員会でも明快に否定していてあくまで非軍事に限ったテロとの戦いだとしています。 澤井さん、今後の再発防止という意味も含めて昨年の秋以降湯川さん、後藤さんの行方不明を出ているんでしょうか?きのうの会見で菅官房長官もこれは政府の部内でまず検証してその後、有識者の意見も聞くなどして、検証結果をまとめたいとしています。

中東の国家がぜい弱になってるのかもしれないんですがこのイスラム国というのは本当に国じゃないですしこの呼び方も含めて萩谷さん、本当に今一度…。 本当に、宗教というのは人の心を救うものであるはずなのにイスラム国っていうのは宗教に名を借りた極悪非道な犯罪者集団ですよね。 この青年たちがこういう件で偏見や、憎悪の目で見られるということがないように人質となった後藤健二さんと湯川遥菜さんの身代金として2億ドルおよそ240億円を要求してきたイスラム国。

最初から、リシャウィ容疑者との最後は人質交換と考えていたのかもしれませんけどそこで後藤さんと交換という形で日本とヨルダンを分断し、ヨルダンは自分たちの自国民のパイロットをきちんと安否を確認して交換したいという思いがあったかもしれませんけどそうであれば後藤さんの前に殺害すると言ってるわけですから何が今、起きてるかというのはわかりませんけれどもヨルダン側が後藤さんとの合意って形になればいったん、国境まで近くまで行っているという事実がそのとおりだとすれば一度は、そういう方向にイスラム国側も考えた可能性はあります

色んなことを考えるとディスインフォメーションである可能性が高い。 これは、ヨルダン側とすでにパイロット昨年の12月4日に拘束されているんですがそれ以降何らかの交渉はあったと思うんですね。 その交渉の中でヨルダン側が、自分たちの要求をのまないという形で後藤さんを、ある意味では恐らく、日本の世論とか世界の報道っていうのを見ていて後藤さん自身の活動のこともこれまでわかっているんだと思うんですよ、イスラム国は。

それからお隣のエジプトでは先月29日イスラム国シナイ州を名乗る集団が軍施設などを襲撃しました。 それからパキスタンでも先月30日イスラム国支持組織と名乗る集団がシーア派の礼拝所を襲撃するというようなこういう襲撃事件が本当に相次いで飛び火しているわけなんですね。 宮家さん、今回の出来事で日本人もイスラム国とか過激派を、かなり身近には感じたと思いますがもう前から、実は危険としては存在することなんですね?当時から、外国人特に、アメリカ、イギリス日本、韓国トルコ、エジプトこういう人たちをとって殺害してたんですね。

その声なき声から発するSOSを後藤さんを、どんなふうに見ていらっしゃいました?紛争の原因というのは貧困であったりするわけでそこは、非常に自分でも不思議なところで大切なジャーナリストを失ってしまいましたよね。

過激派組織イスラム国による人質事件に関連して安倍総理大臣は日本は有志国の空爆や後方支援は今後も行わず一方で、中東諸国への人道支援は続ける意向を強調しました。 海外にいる日本人の安全を確保していくことやテロリストを日本に入国させないため2年前のアルジェリア事件を引き合いにその理由について日本がイスラム教徒に対する十字軍に参加しているからだと伝えました。 後藤さんが人質交換の期限とされた当日にトルコ国境近くに一時、連れてこられていた可能性があるとイスラム国とは別の反政府組織の兵士が証言しました。

一方、航空各社は先月から世界各国の支店や空港事務所に不審客のチェックなど保安体制の徹底を改めて指示しハイジャックの防止体制を強化しています。 オウム真理教の元信者高橋克也被告の裁判で井上嘉浩死刑囚が高橋被告も含むメンバー全員がいる場で公証役場事務長を薬で眠らせることなど具体的な行動の確認をしたと高橋克也被告は目黒公証役場事務長仮谷清志さんが拉致監禁された事件で逮捕監禁致死罪などに問われています。