ここがポイント!!池上彰解説塾

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この番組のまとめ

そのわけは?21億円を蹴って、8年ぶりに広島に帰ってきた黒田投手。 池上さんが注目する黒田投手について、まずこちらをご覧ください。 世界最高峰といわれるメジャーリーグで日本人初となる5年連続2桁勝利を達成。 誰もが認める大エースとなった黒田投手は今年、40歳を迎え日本に戻ってきた。 日本中を驚かせたのはメジャー球団から20億円以上のオファーを蹴って広島とおよそ4億円で契約したこと。 池上彰も注目した広島の黒田投手とは…。

決着は、株主総会?大胆な経営改革を進める娘と職人気質で、これまでの実績を重視する父親が経営方針をめぐり対立。 これ、今月27日に株主総会で決着するはずですね。 そこまでということなんですが株価が上がった理由もこの株主総会が大きく関係しているといわれています。 じゃあ株主総会ってそもそも何かということですね。 株式会社の最高決定機関が株主総会ということです。

といいますのは、実はこれで今株主を少しでも自分のほうに増やそうとして株主の争奪戦をやっているというふうに多くの人が受け止めているんですが実は今月27日に株主総会に出て投票ができる株主というのは去年の暮れ12月31日現在での株主に限られるんですね。 ですから今、株を買ったからといって株主総会で投票できるわけではないんですけどそれでも、こうやって争奪戦をやっているということは株価が上がるだろうと考えている人がじゃあ、買おうと。

それからこういう事件が起きるともう1つ、最近は少年犯罪が増えているからなんとかしろという議論があります。 ということは少年事件が増えているわけではないむしろ横ばいだということなんですね。 ただ、そもそも発生件数が減っているものですからこういう少年事件が起きると大きく報道される。 それが報道されるのを見ると最近の少年は凶悪事件が増えているという印象を与えてしまうということだろうと思うんですね。 続いては、あさってで4年東日本大震災被災地の今です。

1つは、やっぱり被災者の気持ちの問題という部分もありまして集団移転あるいはかさ上げの工事が進まないということがあるわけですね。 やっぱり行政がそういうところってこれまで、普段から住民たちと行政の間の話し合いが続いていて行政に対する信頼感を住民たちが持っていたりそういうところって結構、早く進むんですね。 その一方で、行政と住民との間の意思疎通ができないところは行政が何かやろうとするとすぐ反対運動が起きてなかなか進まないという部分もありますし。

今、アベノミクスによって全国で公共事業が増えていますでしょ。 その結果全国の建設労働者が引っ張りだこの状態になっていて使っているために被災地に使う資材が不足しこれがなかなか手に入らない。 単純に公共事業なんだからとにかく東北の復興優先でまだこっちは手を上げるなと国が抑えることはできないんですか。 それがどこまでやるかですけどそれぞれの地方自治体にしても公共事業によって経済をよくしようという思いがありますから。 あるいはこれまで、最初のうちはそれぞれ全国の建設労働者が被災地に行って工事をやっていたわけです。

お天気カメラの映像を拡大するとよくわからないかもしれないですけどネムツォフ氏がウクライナ人のモデルの恋人と歩いているところに後ろから除雪車が近づいてきて除雪車の陰になったときにここで銃殺されている。 じゃあ、そのネムツォフ氏ってどういう人なのかということですがこちら、かつてのエリツィン大統領の時代に第1副首相という立場。 エリツィン大統領の下に首相がいて首相の下に何人も副首相がいるんですがそのうちで一番上ということで実は、北方領土交渉にも顔を出したことがある。

今回、容疑者が5人拘束されたということなんですが彼らはどこの住民かといいますと北カフカス地方のチェチェンなんですね。 ロシアの南部、この辺りがチェチェン共和国といいます。 ロシア連邦の中にチェチェン共和国があるんですね。 ここに大統領がいて以前は、ここのチェチェン共和国プーチン政権に反対する勢力が圧倒的だったんですが現在は、ここのチェチェンの大統領、リーダーはプーチン政権に忠誠を誓ってまして反対勢力を弾圧する側に回っているんですね。