ワイド!スクランブル 第1部

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この番組のまとめ

日本人観光客がテロ事件に巻き込まれたのは1997年にエジプト南部のルクソール神殿で起きた事件以来なのですがチュニジアは2001年のいわゆるアラブの春の民主化運動の中では唯一、民主化に成功した国と言われますのでこうした国で、このような大きなテロ事件が起きたというのはかなり衝撃的なことだと思いますね。 チュニジアの首都チュニスの博物館が武装グループに襲撃された事件で日本政府によりますと日本人観光客3人が死亡し3人が怪我をしました。

チュニジア政府によると18日、首都チュニスにあるバルドー博物館で武装した男2人が銃を乱射。 一方で、過激派組織イスラム国やチュニジアは政情不安が続く北アフリカの諸国の中では安定している民主化が進んでいると言われましたのでこういう国がこんなテロ事件が起きるというのは非常にショックですね。 今、お話があった43人の、サイーダさんが面倒を見ていた日本人観光客というのはこのバルドー博物館に行った観光客の方々とオプショナルツアーで別々のところに行ったということですね。

また、アメリカは困難なときにあるチュニジア国民と政府の取り組みを支援するとしています。 ただ、犯行グループについてや背景などについて国務省の会見でも記者から数々の質問が出ていたんですが、サキ報道官は現時点では結論付けられないとしていまして捜査を指揮している当局と連絡を取って情報収集を行うとしています。 また、ホワイトハウスの報道官なのですが事態は流動的だとしながらもチュニジア当局の捜査の支援を提供する用意があるとコメントしています。

カルタゴ遺跡やチュニス旧市街など世界遺産が複数あるということで日本人観光客もイスラム国との関連性はこの事件、どうなんだという話もこれから恐らく多く出てくるとは思うのですが今年の1月にお隣の国、リビアの首都トリポリ非常にチュニジアでは地図上では近いんですが。 今回、事件があった場所なんですがチュニスにあるバルドー博物館です。 去年、番組のスタッフが訪れていたということで写真があるのですが本当に古代ローマのモザイク画がいっぱい飾ってあってこれだけ大規模なものは珍しい場所なんだそうです。

テロ事件とチュニジア政府は断定しているというところまで情報わかっているのですが現地の報道によりますと犯行グループ2人が射殺されて死亡した。 それから、また犯人たちはまだ犯行声明が出ていないということですが果たして、犯人たちの体の中に犯行声明を入れていた可能性もありますしこれから、何らかのそれに関する情報が流れてくると思うんです。

これはイスラム国に行っている戦闘員の中では諸外国の中では最も多いと言われている3000人がチュニジアから行っているということですね。 これ、犯行声明が出ていないので詳しいことはわかりませんけれどもアルジェリアの油田で事件を起こしたマグレブのアルカイダも近くにおりますしISISもありますしほかのグループもあるかもしれない。 続きまして中国が設立を主導しているアジアインフラ投資銀行にイギリスに続いてきのうドイツフランス、イタリアも参加を表明しました。

アジア諸国、イギリスに続き新たにドイツ、フランスイタリアが参加を表明しこれで参加表明をしているのは31か国になった。 日本やアメリカなどが参加を保留する中AIIB設立への動きは今後、どう展開していくのか。 スタジオには中国情勢に詳しい神田外語大学教授興梠一郎さんにお越しいただきました。 これに対抗して今回、中国主導で出てきているのがアジアインフラ投資銀行というところなんです。

こういう中国が進めるインフラの整備に自国の企業が参加できるのではないかとか中国の大きなマーケットをうまく活用できるのではというビジネスチャンスは日本にとっても同じですよね?でも、中国は元々日本やアメリカを意識してそれに対抗して作った組織ですから自分が中心になってやりたいわけですからそういった矛盾が元々ありますよね。

チュニジア政府によると18日首都チュニスにあるバルドー博物館で武装した男2人がバスから降りてきた外国人観光客らに向かって銃を乱射。 チュニジア各地の古代ローマ期の遺跡から収集された襲撃当時、博物館には200人ほどの観光客がいて大半は、自力で脱出したという。 バルドー博物館の隣にはチュニジアの国会議事堂があるが事件発生と同時に議員は外に避難し無事だったという。 一方で過激派組織イスラム国やアルカイダ系武装組織にチュニジアから3000人が戦闘員として合流したとされている。

そして、さらに官邸では情報連絡室と言いまして情報収集する組織を立ち上げたのですがそれに加えまして関係省庁連絡会議が行われたことがわかりました。 イスラム過激派組織チュニジアのアンサール・シャリーア。 内容なんですけれども今後、数日以内に一連の攻撃が起きチュニジアのイスラム教徒の状況が変わり勝利を迎えるという内容でした。 これ、まだ犯行予告本当かどうかわかりませんが、チュニジアのイスラム教徒の状況が変わると。

武装グループに襲撃された事件で日本政府によりますと日本人観光客3人が死亡し18日午後、チュニスにあるバルドー博物館でその後、治安部隊が突入し男2人は殺害されました。 チュニジア政府は襲撃をテロ事件と断定したうえで共犯者が2~3人いる可能性もあるとしています。 チュニジアでは多くの若者が過激派組織イスラム国の外国人戦闘員に参加しています。 チュニジアからはイラクやシリアなどに渡航しイスラム国などに加わる外国人戦闘員が多いとも指摘しています。

東京・港区にあるMSCクルーズジャパンは日本法人でチュニジアで巻き込まれた日本人観光客の多くがこの会社が運航する地中海クルーズに参加していたとみられています。 また、日本人観光客らが乗船していた客船「MSCスプレンディダ号」は18日にチュニジアの首都チュニスに到着しその後、事件に巻き込まれたということです。 MSCはチュニジア政府や日本大使館と連絡を取りながら引き続き情報収集を進めるとしています。