草乃しずかさんは刺繍作家ということで皆様よくご存じ。 今までお母様がお歳が随分って伺っておりましたが来週102歳におなりで。 私草乃さんのお母様がねこういうねなんていうの?独特の方だって思わなかったんでびっくりしましたね。 お母様どうもありがとうございます今日来ていただいて。 あなたもお小さい時随分色んなものをお母様作ってくださった…?私の洋服は生まれた時からもう高校生ぐらいまでずっと洋服は全部母の手作り…。 こういうお洋服も全部お母様?そうです。 これお母様の作品。
左側が草乃しずかさんの作品で日本刺繍で真ん中が染めになっててぼかしになってるところに刺繍が。 もう皆様よくご存じの草乃さんの日本刺繍で本当に奇麗。 これなんていう題でしたっけ?これは『源氏物語』をテーマに五十四帖ということで帯や着物を作ったんですけど。 だけど衣装代が大変でしょう?衣装代?昔から私見てるけど同じの全然着なさらない。 衣装代が大変でしょう?大変ですよ。 もうね二十歳代ぐらいのドレスお洋服の場合は…二十歳代の奇麗な花模様のお着になってもお奇麗なの。 お母様しわ全然ないじゃないですか。
お母様お一人住まいね。 全然大丈夫。 昨日も…『徹子の部屋』にいらっしゃるっていうことが決まってから絶対ケガしないようにってずっと頑張っていらしたんですってね。 お風呂にお入りになる時もゆうべも仏壇の前で一回拝んで「お風呂これから入ります」って。 お母様そうやってお祈りしてからお風呂へ入ってお風呂からお出になったらまた仏壇のところで「ありがとうございます」…。 眼鏡は割れちゃったしね今皆様のご覧のものは同じくらげということでも右のほうの派手な作品が102歳のお母様の作品。
お母様すごいですねこの鬼の顔。 これは着物を着てる鬼の着物は全部兄たちの寝間着を利用して。 これもお母様なんで。 あっ合作?顔は私が刺繍してあとは全部母です。 色合いも全部自分で考えて。 でも本当にお母様っていうのは率直な方ですよね。 まだお母様の作品いっぱいあるんですけどちょっとコマーシャル挟ませていただきます。 お母様の憧れの女性っていうのがありますのでちょっとご覧いただきます。 あと顔は全部自分で描いてるんです。
でも子供たちの子育てが終わったあとお母様ずっとああいうふうにご自分の趣味を少しずつ…。 あなたの刺繍っていうのはやっぱりお母様のそういうコラージュの…なんていうんですか…影響あります?もちろんあります。 心に…心に張りを持ってね生きていかないと長野にございます水野美術館。 水野美術館で草乃しずかさんの世界展というのがございますがその時にお母様のお作品もこの時一緒に。 親子展覧会ということでお母様の作品も出るそうでございますのでどうぞ皆様いらしてください。 長野の水野美術館でいらっしゃる。