赤い屋根のこちらの建物は地域の皆さんが自分たちで作った野菜などを自分たちの手で販売する産地直売所です。 柴田町出身の嘉昭さんは高校卒業後地元の町役場に就職。 上川名地区活性化推進組合っていう組合を立ち上げて…。 一番最初に取っかかったのがまずその…農村レストランのオープンですね。 まずは外から人が来るようにと地区の集会所で農村レストランをオープン。 さらに嘉昭さんは農村に活気を取り戻すには農業を元気にしなければならないと考え野菜での現金収入でした。
今日の主人公は地元を元気にしたいと地域の人たちと一緒に産地直売所を始めた手伝ってもらわないと間に合わないんですよ。 組合員は富上地区と上川名地区の62名。 明治7年創立の槻木小学校富上分校。 残された校舎は地域住民の手で守られ産直所として生まれ変わりました。 嘉昭さんが産直所でお茶を飲んでいる頃陽子さんもご近所でお茶をいただいていました。 散歩の時嘉昭さんが必ず持って行くのが2年前地域の写真集を皆さんと協力して作りました。 カブの茎と湯がいてアクを抜いたワラビも一緒に漬け込むのが嘉昭さんのオリジナルです。
嘉昭さんはカブの千枚漬けを食べると両親を手伝って畑仕事をした少年時代を思い出すそうです。 そして鶏ももとじゃがいもにんじん椎茸の煮物に嘉昭さんのリクエストエビチリです。 現在三瓶さんは上川名地区に家を借りて一人暮らし。 そのうちの半分くらいがですね町外出身者で今日実は全員町外出身。 町役場の職員として地域の事をちゃんと知ってもらうため嘉昭さんが先生役を頼まれたんです。 嘉昭さんが案内しているのは4年前に整備された里山ハイキングコースです。