徹子の部屋 夏木陽介

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この番組のまとめ

これは今日のお客様と三船敏郎さんの珍しいツーショットでございます。 この2月に79歳におなりなんですが今の夢は「北京~パリ」クラシックカーのレースに1万3000キロお出になることだそうでございます。 夏木陽介さん今日のお客様です。 あの時脳梗塞の話の時だけどゆっくりサウナに入ってそれでよく寝たほうがいいですよ」って言ったらその中の一人がね「ちょっと待って」って言って友達に電話してくれたんですよ。 だから3時間以内だったからよかったですね。 3時間以内だと注射かなんかでなんか…。

オープンセットって何にもないところの野っぱらみたいなところでしょ?そこで一発やるわけでしょ?この頃?この頃ですね。 大学卒業間際にスカウトっていうか…。 でもまあ…とにかく運転がお好きなんで今でも11月に高野山で行われるクラシックカーのレースというのに出ていらっしゃるんですって?もう今年でね21年目ですね。 高野山のどういうところを走るんです?高野山からね熊野大社通って白浜海岸まで。 しないの?ただみんなでクラシックカーを持ってる方たちが…。

パリダカは前になさいましたよね砂漠で。 しかもクラシックカーで行くんでしょ?クラシックカーなんですよ。 北京とパリをどうやって走っていくんです?砂漠?砂漠もあるし…はい。 あそこの砂漠ずっと走っていくの?うわー相当長い…。 三蔵法師だって大変だった砂漠でしょあそこ。 まだラストチャンスに懸けて。 そうねラストチャンス。 でもあんな砂漠のところでもってガソリンはどうするの?ガソリンだけは主催者がちゃんと用意してくれて…。

次の間に?それで「三船さんさ鍋焼きうどんはうれしいけどね30は駄目だよ」って言ったら「そんなに行ったか?」とかって…。 そしたら…我々も全部そうなんですけどね三船さんが東宝のシステムみたいなのを作った方で。 撮影の開始時間の1時間前には必ずスタジオに入っている。 全部書き込みがあってね。 「振り向く」消してあってね「このあと5秒後に振り向く」とかね全部書いてあった。 それがね台本の中全部。 そのトップシーンの時にね僕が…黒澤組って絶対他の作品とダブっちゃいけないんですよ。

撮影所まで…オープンセットから歩いて帰る時に三船さんと2人だけだったんですよ。 それでね三船プロで僕『荒野の用心棒』っていうテレビを1年やったんですよ。 それで三船さん僕は新聞見てて何だろう…?しばらくするとね「ミュンヘンに…10日間出張だ」とかって。 今なんでこういうお話伺ってるかっていうと実は三船さんの映画を作りたいと思っていらっしゃる監督がいらっしゃるんですって?外国の方?アメリカの日系3世の方なんですけどね。

でも夏木さんはあれですよねお育ちになったのは八王子で…。 はい八王子です。 八王子でしかもあそこすごい空襲があって。 それまでね建物があって町の中から山あんまり見えなかったんですけど全部焼けて野原でずーっと八王子の一番奥まで見えて。 すぐ空襲警報が出たんでみんな防空壕に入ったんですよ。 そしたらね空襲警報が解除になった。 八王子って立川基地とか横田基地とか基地があったもんで狙い撃ちで。 そしたらその時もね一緒に行くスタッフは予防注射を何本も打たれるんですけど僕は3本ぐらいで終わりなんですよ。

「ゾウの前では絶対悪口を言わないでください」。 でもそれにしても面白い話いっぱいあるんだけどなんか…東宝の駐車場に車をあなたが止めたらば誰かが意地悪してなんか周りに全部車止めちゃったんですって?いやーそれはね僕が稲垣組…稲垣さんの映画に出てて片やね若手が大学…学生ものを撮ってたんですよ。 みんな修理代僕払うから」って言ったら「いやいやそんな。 実は藤本真澄さんって重役にみんな呼ばれてね怒られたらしいんですよ「お前たちが悪い」って言って。 でもね考えてみたら岡本喜八さんの組はねテストをやっててみんな…。