ワイド!スクランブル 第1部

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この番組のまとめ

お伝えしているように台風11号の影響で近畿や四国など各地で浸水や土砂崩れなどの熊野川が氾濫し、日足地区で浸水被害が出ています。 現在、和歌山県由良町奈良県十津川村など近畿と四国の7つの地区に避難指示が出ています。 新国立競技場を巡って安倍総理大臣は午後組織委員会会長の森元総理と会談し2019年のラグビーワールドカップには使わず建設計画を見直す方針で合意する見通しであることがわかりました。

これを受けて安倍総理は下村文部科学大臣と遠藤オリンピック担当大臣とも会談したあと建設計画の見直しを発表する方針です。 四国を通り過ぎ今朝6時過ぎには岡山県倉敷市付近に再上陸。 三重県紀宝町のこちらの地域では川が危険水位に近付いたということで午後8時40分に避難指示が出されました。 三重県紀宝町の高岡地区ではその後、118世帯216人に避難指示が出された。 スタジオにはテレビ朝日防災アドバイザーで元気象庁長官の山本孝二さんにお越しいただきました。

台風自体は今、だんだん構造が変化してきている状況で中心部分よりもちょっと離れたところで風が強まっていたり中心部分よりも離れたところで雨が強まっているという状況なんですね。 きのうの午前0時から雨雲の状況を振り返ってみますと台風の中心部分はこちらです。 時間を進めるとこの北側に活発な雨雲が関東を中心に流れ込みまして台風が接近する前から関東で大雨になった。 そのあと台風本体の雨雲が四国や紀伊半島の南東斜面を中心にかかり続けてこの時間はお伝えしているように近畿を中心としたところで雨が強まっているという状況です。

和歌山県の新宮市では今日午前2時ごろ台風が上陸した岡山県では午前4時半ごろ剥がれ落ちましたが関東地方では今日未明東京・青梅市で宅地の法面が崩れ住宅を土砂が襲いました。 今、ニュースでもありました和歌山県内や奈良県、徳島県あとは、関東地方も東京都内ですとか山梨県内とか結構、広い範囲で被害が発生しているというのがこういった地域、紀伊半島とか四国の東部といったところはやっぱり今回の台風11号は雨に対して警戒が必要になりますね。

そのクライマックスが山鉾巡行。 金曜日の午前9時からはあの山鉾が動く巡行が行われる予定なんですが山鉾巡行が悪天候を理由に中止されたのは明治時代から一度もないという。 おととし9月台風18号による大雨で旅館や土産物店が立ち並ぶ渡月橋付近で桂川が氾濫。 寺川さん祇園祭の山鉾巡行はどうなるんでしょうか?開催できないかもしれない。

続きましては、お笑いコンビピースの又吉直樹さんが芥川賞を受賞しました。 芥川賞作家又吉直樹を誕生させた編集者が生出演。 そして、お笑いコンビ、ピースの又吉さんの処女作「火花」が芥川賞を受賞した。 お笑い芸人と執筆活動を両立させながら見事、芥川賞を受賞した又吉さんの素顔とは。 お笑いコンビ、ピースの又吉直樹さんの処女作「火花」が、きのう第153回芥川賞を受賞した。 又吉さんの小説「火花」は主人公の若手芸人と天才的な先輩芸人との人間関係や芸人の世界の厳しさなどをリアルに書きつづった作品だ。

又吉さんの書籍のコーナーが特別に設けられている東京・代官山の蔦屋書店から東さんに伝えてもらいます。 やはり、今回、又吉さん人気芸人の快挙ということで書店業界全体にとっても大きなインパクトとなるんでしょうか?今まで64万部出回っているそうなんですが実は今朝また20万部の増刷がかかったそうで累計84万部になりました。

そして、5月には三島由紀夫賞ノミネートでしたがここは惜しくも落選ということで今回、めでたく芥川賞を受賞ということになりました。 その二重構造になっていて笑いと涙があってまた、絶望と希望が人間の心に同時に発生するということをものすごくいい文章で書かれているというインパクトのある作品だと思いますね。 私なんておこがましいんですけども意外だったというか文体がなんというか正統派文学作品といいますか…。

芥川賞受賞したそうそうたる顔ぶれがいらっしゃいますけれども受賞するとやはり生活、人生変わっていくものですか?受賞して一番変わるのは二度と、芥川賞の候補にならなくて済むということじゃないですか。

台風11号は四国を通過し今日午前6時過ぎに岡山県倉敷市付近に再上陸しました。 去年8月の台風で校舎の2階まで浸水した徳島県阿南市の中学校が今回の台風でも再び3mほどの浸水被害に遭いました。 徳島県阿南市では去年8月の台風でも広い範囲で浸水被害に見舞われました。 阿南市内で出ていた避難指示などは現在、ほとんどが解除されていますが2年連続の浸水被害に住民の皆さんは疲れきった様子でした。

2020年東京オリンピック・パラリンピックのメインスタジアムになる新国立競技場は総工費が2520億円に膨らみ批判が集まっています。 昨夜に引き続き行われる会談では安倍総理が2019年のラグビーワールドカップで新国立競技場の使用を断念する方針を森元総理に伝えます。 今回のセミナーでも先月、政府が決定したGDPで実質2%の成長を前提とした財政計画に対して踏み込み不足2020年の黒字化は夢物語などと批判も噴出しました。