日本のチカラ

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この番組のまとめ

この商品を作った会社は石川県金沢市にありました。 従業員わずか5人「株式会社ヒロ」という名の小さな縫製会社です。 加賀百万石の歴史と伝統が今も息づく石川県金沢市。 株式会社ヒロの前身は79年前に創業した縫製会社で6年前35歳の時に父の後を継いで社長になったのが大沼洋美さん…ヒロさんです。 ヒロさんが手がけるのは専属の縫製工に依頼して全て石川県内で手作りするメイド・イン・イシカワの商品です。 石川県で織られた二越ちりめんを使い和柄をアクセントに使ったデコ・Tシャツ。

「女三人寄ればかしましい」なんて言いますが3人が話し合っているのは九谷焼業界で初めてとなるプロジェクトです。 360年の歴史を持ち国内外で高い評価を受ける九谷焼。 ヒロさんは中でも古九谷や吉田屋などの古典的な絵柄に注目しました。 そうやろ?チームのリーダー的存在は九谷焼作家でヒロさんの小学校の先輩でもある稲積佳谷さん。 絵柄を担当するのは若手作家の永井麻美子さん。 伝統的な古九谷を使って…。 コラボレーションでしょ?これ焼き物とテキスタイルの。 この取り組みは九谷焼の関係者からも歓迎されています。

合繊ポリエステル素材の試作品も完成しました。 おお~すごーい!ポリエステル素材の生地はTシャツなどに使う予定です。 この九谷焼絵柄の生地を使ってヒロさんは今年の秋新商品を発売する事にしています。 台南市訪問の目的は餃子…ではなくて「金澤加賀工藝展」。 海外に出展するのは販売だけでなく現地の人たちの好みを調べるマーケティングも重要な目的。 ここはイベント会場に近いゲストハウス。 今回は工芸展に出展する4つの会社でこのゲストハウスを借り上げました。