広場に面するひな壇には金第１書記が登場しその隣にはきのう会談した中国最高指導部のリュウ・ウンザン政治局常務委員が並びました。 ９月３日の北京でのパレードのときにはチェ・リョンヘ氏が一番端にいたのはこれは当然で元首ではありませんので元首が近くにいないとおかしいですから今回、金正恩第１書記とリュウ・ウンザン氏が親しげに語ったのはほかの元首が来ていないからこのツーショットになっている。
今回の朝鮮労働党の創建７０年の記念式典に当たっては中国の習近平国家主席も祝電を送っています。 中国としては北朝鮮との友好関係を堅持していくことを示したわけで北朝鮮側がそうした中国の態度に対して配慮した可能性があります。 また、アメリカの北朝鮮研究チームの分析によりますと今月中に事実上のミサイルが発射する可能性は低まったとしています。 ただ、この祝賀行事が終わりましても今後、アメリカや韓国をけん制する外交のカードとしてこの事実上のミサイル発射の可能性は残されています。
歴史的に貴重な資料の保護を目的としたユネスコの世界記憶遺産にシベリア抑留に関する記録と「東寺百合文書」の京都の資料２件が登録されました。 南京事件に関する文書が世界記憶遺産に登録されたことに対して日本政府はユネスコを厳しく批判し分担金の見直しも検討する構えです。 今後は、世界記憶遺産が政治目的に利用されないよう登録制度の改革を求めていく方針で政府関係者によりますとユネスコに対する分担金や拠出金の見直しも検討する構えです。