フランク・モーゼズだ。 ああフランク。 「ああ…」それでアボカドはどうなった？やっと葉が２枚出てきた。 面白い？大家さんったらブリッジ仲間の息子とお見合いさせようとするの。 突然の話だけどそっちへ行く来週カンザスシティに。 僕だよフランク。 でもいつか今日の日の出来事を君と２人どこか静かな場所で並んで腰掛けながらすごい冒険だったねと振り返る日が来ればいいなあ。 冒険って？あんたと２人で冒険するの？ふざけないで！何勝手な事言ってんのよバカ野郎！頭おかしいんじゃないの？このバーカ！これは誘拐よ誘拐。
このスケベジジイが。 ２４時間前自宅でね。 『ニューヨーク・タイムズ』の女性記者を殺害したらしい。 ステファニー・チャンだ。 血圧正常。 大丈夫取りに行かせます。 動くな！銃を地面に置け！銃を下に置くんだ！早くしろ！武器を捨てろ！早くしないか！ＣＩＡが承認した作戦行動だと？ありがとうテルマ。 そいつらは『ニューヨーク・タイムズ』の女記者も殺した。 チャイナタウンに住んでた。 強盗目的だと言ってましたけど何も盗られてないんです。 ステファニーの同僚の方？娘からです。
ハーバード燕京図書館ではアジア文学の分類番号だ。 中国語出来るんだ？ダニエル・マッギンティ心臓発作先週死亡。 でもこれが殺害リストならどうしてこの人だけまだ生きてるの？ガブリエル・シンガー貨物機のパイロット。 フランク・モーゼズのファイルだ。 容赦なしだ！ほら衛星携帯電話チップネットウェブ歯医者…。 このリストの人たちが村にいたわけ？ガブリエル・シンガー。 でも今頃奴らは公衆電話を盗聴彼女の声を認識ソフトで拾ってシンガーのところまで逆探知してる。
テキサス生まれのユダヤ系元海兵隊パイロットがニューヨークの中国人記者に何を話した？降参だ。 真夜中にグアテマラに男を運ばされた。 スーツにネクタイを締めたＣＩＡのスパイだった。 フランク…フランク！フランク！あのヘリコプターだ。 うっ！だから電話なんてさせるなって言ったんだ！あんたの当たりだよ！クソジジイ！クソジジイ？礼儀を知らん。 ぶっ殺してもいいか？クソジジイと言いやがった。 フランクただウォッカを飲みに来たんじゃあるまい。 モーゼズさん！いやあお久しぶり！グアテマラ関係の資料を見たい。
やあヴィクトリア。 ああフランク…ロマンチックだわ。 何？ロマンチック。 ヴィクトリア…。 アレクサンダー・ダニング…。 ダニングといえばブラウニング・オーヴィスのＣＥＯでしょ？いいね。 アレクサンダー・ダニングです。 「我がブラウニング・オーヴィスは企業には社会のためにその利益を還元すべき義務があるというポリシーに従い長く人道支援に携わってきました」「すなわち世界的規模で事業を展開する企業には私のセーフルームです。
８１年グアテマラで後始末をしたのは俺たちだ。 やめてくれ！死んだ『ニューヨーク・タイムズ』の記者は真相を追ってた…。 「発展途上国の友人たちと手を携え汚職の根を…」「汚職の根を…汚職の根を…汚職の根を…」頼むよ。 『ニューヨーク・タイムズ』の記者は人の名を連ねたリストを隠してた。 そいつらはみんなグアテマラにいた。 捕まったフランクのガールフレンドもそうなりゃ即殺される。
ありがとう」「今日はようこそ」「演説は端折って早く小切手にサインして頂きましょう」「真面目な話…感激です」「私たちをホワイトハウスに送り込んでくださったのは皆様です」「そしてこれから先も私たちを支え続けてくださると固く信じています」「その皆さんに今誇りと感謝を込めて発表します」「次期大統領選へ向け検討委員会を立ち上げると」「これまでともに素晴らしい旅をしてきました」「しかしこの先にはさらに素敵な旅が待っています」「神のご加護を！」「アメリカ万歳！」うん…？こんばんはウサちゃん。