報道ステーション

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この番組のまとめ

オランド大統領がいたことは土曜日からずっと伝えられておりますが一方で自爆テロによって1人の通行人の方が犠牲になった。 一連の車の中からの攻撃も絡みますがカフェ、レストランなどそういうところでも銃撃事件が起きた赤のグループ。 そして、その輪がどんどん広がって今、このフランスの自由の象徴共和国広場では皆さんが国歌を斉唱し始めています。 皮切りとなったのがサッカー男子フランス対ドイツの試合が行われていたパリ近郊サン・ドニの国立競技場。

襲撃犯が立てこもっているバタクランに警察が突入したのは襲撃犯が侵入してからおよそ3時間後。 そしてベルギーからフランスは今は国境が管理されておりますがテロ以降はそれまではEUの中ですから自由に入れるということでフランスに武器が入ってきた。 できる限り容疑者、そしてこの事件が起きた背景について親子によると、容疑者はなまりのないフランス語を話しシリアと口にしていたという。

フランスは9月27日からシリア領内でイスラム国に対する空爆に踏み切っていた。 イスラム国には多くのフランス人戦闘員がいる。 このあとも内藤さんなるべく伺いたいと思うんですがちょっといくつか見解を聞きたいのですがまずフランスとしては9月からシリアに空爆を新たにイラク以外でも始めましたけどフランスへのテロ攻撃の予兆を感じて行ったとかさっきもそういうニュアンスが出ていたと思います。

そういうところを狙うところに非常に残忍で無慈悲でしかも人と人との関係性というものを一切考慮しないそういう残忍さを感じるのですがそれって、イスラム国の特徴なんですね。 パリの中心部にあります共和国広場です。 この共和国広場がある場所というのは今回6か所テロ事件があったわけなんですがそのうちの3か所と非常に近くに位置しています。

一方で、人口の1割といわれるフランスの中のイスラムの方が穏健なほとんどがイスラム教徒の方々ですが本当にその1割500万人の方々がいらっしゃってそういう方の一部からすれば共和国広場というけれどもかつて、北アフリカ中心にあるいは第1次世界大戦後にイラク、シリアの線引きも含めてフランスが植民地化したり秘密協定で国境線を引いたりいろんなことを感じさせる広場でもあるんじゃないでしょうかね。

これはとんでもないことは当然ですけれども一方で有志連合のアメリカのロシアのあるいはヨーロッパの一部のフランスも含まりますが誤爆によってむこの民が殺される。 ですが、最初米国はあれをコラテラルダメージつまり付随する犠牲やむを得ない犠牲非常に強く抗議されたから最後にオバマ大統領が謝りましたけど、実は全くそういう声を発することのできない膨大な数の死があるんですね。

やはり今後の日本国内の問題も考えておく必要がありましてやはり、テロをきっかけに異文化に属する人たちへの人権侵害が生じることはあってはならない。 現代の日本でも9・11テロの直後に、捜査機関が日本国内のモスクを見張ってそこに通う人々の行動を調査して、データベース化するという事件が情報流出から明らかになりました。