さらに!海外一流タクシードライバーの来日視察で日本とイギリスのタクシー徹底比較!ロンドンブラックキャブの逆取材で意外な違いが明らかに!日本ならではの工夫が詰まった鮭タクシー2時間スペシャル!…と言ったんでございます。 鮭の漁獲・生産量世界3位のアメリカの中でも特に鮭漁が盛んなアラスカで代々漁師の家系で育ったメラニーさんは4代目の女性漁師としてこの道36年。
こちらの漁船は定置網漁法で毎年9月から11月末にかけて鮭を漁船に上げるとすぐさまある作業を行います。 日本の鮭漁を視察したら人手は必要でも身に傷のつきにくい定置網漁や身の引き締まった鮭を水揚げするための身を劣化させないために一瞬で見分けるそのスピードに海外のプロもビックリ!派手でしたね。 鮭を港に水揚げすると漁師たちはすぐさま選別作業を行います。 選別作業を90分で終わらせるためにはオスメスを一瞬で判断するスピードが必要です。
早速日本のイクラを試食。 うわ~美味しそう!海外のプロ視察団が気づいた日本のイクラの特徴は濃厚な味が詰まった弾けるような食感。 日本でとれるイクラは同じ濃厚さでも粒が大きめで皮がやわらかいという特徴がありこちらの加工場には様々な熟練の技を持つ職人が集結しています。 美味しいイクラの大事な鮮度を保つためこちらの工場ではとにかく加工スピードを重視。 日本のイクラは卵の皮がやわらかく鮮度が落ちるにつれて破れやすくなるためとにかく作業のスピードを重視しているのです。
クラースナヤイクラは赤い魚の卵です。 だからチョールナヤイクラは黒い魚の卵です。 筋子はイクラの一粒一粒が卵嚢膜という薄い膜でつながり傷をつけてしまうと弾けるような食感を失うため筋子からほぐすにも熟練の職人技があります。 作業台の下から筋子の膜が剥がれたきれいなイクラとなってこの道具は「手もみ台」と呼ばれ網目は木綿の糸で出来ており適度な弾力と繊維の隙間がある事で職人たちは筋子の状態からイクラを傷つけずにほぐし取れるのです。
日本に近いけれどただ日本は結構醤油漬けとかそういう味…。 日本でとれる鮭は脂の量が多すぎず身が締まっているため視察団が訪れたのは市場のある漁港から目と鼻の先にある鮭フレークの製造会社。 視察団が注目した鮭フレークの特長は加工食品であっても鮭本来の旨味風味をしっかり味わえる事。 果たして海外のプロたちはこれらの工程を見て鮭フレークが美味しい理由に気づくのか?するとここでノルウェーの鮭養殖加工業者ライダーさんからこんな疑問が…。 下処理は鮭フレークの味に関係するある理由から極力短時間で終える事が重要です。
最後はパックに詰めブラックキャブのドライバーが来日視察!新鮮なやつをね。 ねえ?そんな日本のタクシーを視察するためロンドンのあらゆる道を知り尽くし厳しいテストに合格した者だけがライセンスを取得出来る超一流のタクシーサービス。 デレクさんはそんなブラックキャブのドライバーを目指す人たちが通う養成所の教官も務めています。 ロンドンブラックキャブのドライバーデレクさん。