なんの会社だ？「漫画家・箱崎咲良のマネジメント著作権管理」ってありますね。 「この事件が起こっていた頃箱崎先生はまさにこの漫画を描いていました」「私はその場に立ち会っていました」「つまり先生はこの殺人を…予言したんです！」素晴らしいと言うほかありません！奇跡というか普通なら漫画を描いた人が一番怪しいと思いますけどね。 原田社長と箱崎先生お二人はどういった関係だったんでしょう？お邪魔します。 そこで５年前に会社を立ち上げ箱崎先生の漫画をアニメやゲームにする事でファンを広げたんです。
今回の殺人事件本当に箱崎咲良さんは殺人事件を予言していたのでしょうか？どうぞ。 先生は３年前に事故に遭われて足が不自由です。 １つお願いがあるのですがこちらの最後の場面の生原稿というのでしょうかねそちらも拝見出来ますか？原稿は漫画家にとって子供と同じです。 決してやらせじゃありませんよ！いつもの５倍売れるぞ！箱崎先生さまさまだ！奇跡なんです。 もめもしますよ！はっきり言わせて頂くとあの人は箱崎先生に取りついた寄生虫です。
だけどファンはいつか先生に戻ってきて最終回を描いてほしいと切望していました。 編集長と原田社長が何でもめていたのかあなたなら知ってるんじゃありませんか？どうも。 真山編集長ですか？はい。 箱崎咲良伝説の最終回本日発売です！どうぞ順番にお並びください。 ３年前の事故のあと先生は心機一転したいとサインを変えられたんです。 漫画の事しか知らない天才は契約書の内容まで吟味出来なかったでしょうね。 それにしても子供のような原稿を手放す契約に咲良さんは納得していたのでしょうかねぇ？それは…。
「だから私が漫画の描き方を教えたんです」咲良はすぐに夢中になって…。 私は咲良に自信を持ってほしくてお姉ちゃーん！咲良の漫画は賞をとってすぐにデビューが決まりました。 悲劇の漫画家だから商品価値がある復活したら意味がないって言ったそうです。 原田さんを漫画どおりに殺したのはやっぱり予言ではなかったようですね。 漫画の一部をますみさんが描いていたのだとすればあなたには外出する時間があったはずです。 漫画と同じシチュエーションで事件を起こせるのは妹しかいない。
はい？今犯人が漫画を再現したという主旨の発言しましたよね？右京さんは予言であるという考えを捨てたわけですね。 でも確かにこの漫画を手本にした場合咲良さんは３年前この階段から落ちた。 この箱崎先生のメールどういう意味なんだ？「警察やマスコミから犯人扱いをされています」「私の無実を証明できるものを原田社長が持っていたはず」ええ。 今回の事件の犯人はこの３年前の原稿を手本に事件を起こしたのでしょうね。 天才漫画家箱崎咲良にはこのまま死んでもらいましょう。