羽生結弦選手にとっては男子史上初の３連覇とともに再びの世界最高得点の期待が高まります。 シリーズデビューからいきなりのファイナル表彰台となればこちらも男子史上初の快挙。 更に、ファイナル初出場で表彰台を狙う２人。 氷上サバイバル世界一決定戦グランプリファイナル。 宇野選手は、シニア１年目でファイナルの表彰台に立ちますと史上初ですので。 村上選手は念願のファイナル。 全員が全てをこのリンクで出し尽くしてほしいんですがここスペインではこのグランプリファイナルジュニアも行われています。
トリプルフリップ。 僕はテニス専門でやっていますがうらやましいぐらいフィギュアっていうのは続いていきますね選手が。 浅田真央さん。 宮原選手も年々、美しさが増しているので美しさプラス彼女の安定感。 入念に動きの確認をする浅田真央選手です。 宮原知子選手です。 史上最多、５度目の優勝を狙う浅田真央はショート３位につけフリーに臨む。 割と人通りがある中で選手たちは思い思いにこの直前の時間を過ごすんですね。 そして、落ち着いた表情の浅田真央。
見ていて、真央さんの準備の仕方というのがすごく明確になって今はそれに向かって集中している浅田真央。 今日４番目に滑るのが浅田真央です。 午前の練習もご覧になりましたがどういうふうに見ました？トリプルアクセルが非常に状態がよくて全て成功させていましたので。 正直、トリプルアクセル今日に関しては全て、ここも目の前できれいに決めていますしね。
今回は、本当に最も難しい演技をしていくわけですからその中でも、１つ課題になっているというのはルッツジャンプでしょうか。 ですから普通はアスリートっていうのは緊張とかプレッシャーというものから体力をどんどん奪われていきますがこのグランプリファイナル初出場。 そうなってきますと、織田さん１つ、昨日からの課題はルッツジャンプですよね。 トリプルループシングルループトリプルサルコウ。 ダブルスリーターンからトリプルループ。 トリプルルッツ。
宮原知子選手、非常に集中して準備を行っています。 宮原選手本人はショートでファイナルの雰囲気に慣れたと思う。 そして、宮原選手のあとにはショート３位、浅田真央選手が洗練された美しさで魅了するグレイシー・ゴールド。 ダブルアクセルトリプルトウループ。 トリプルサルコウダブルトウ、ダブルトウ。 ラストジャンプをコンビネーションにしてきました。 グランプリシリーズではこのジャンプで少し手をついたときに…。 トリプルルッツダブルトウ、ダブルループ。
後半にダブルアクセル、トリプルトウを２回、予定している難しい構成だったんですけれどもアメリカ勢２人のあとに日本勢が２人６点以上、自らの得点を更新。 男子では前人未到のグランプリファイナル３連覇に向けて羽生選手、自分を超えるための戦いが待っています。 ダブルアクセルダブルトウループ。 トリプルフリップダブルループ、ダブルループ。 ２本目に跳んだトリプルフリップの予定がダブルになってしまったところとダブルアクセルトリプルトウの予定がダブルトウになってしまった。
ただ、初めてのグランプリファイナルでこれだけの演技をした。 初めてのグランプリファイナルでこれだけの演技を見せました。 去年は１５歳にしてグランプリファイナル銀メダルという天才少女。 こちらが２回目のトリプルルッツそこからのトリプルトウループですね。 復帰したシーズンでグランプリファイナルまで勝ち上がってきました。 では、このファイナル戦いを終えて、この先、浅田選手が目指していくところを聞かせていただけますか。 シニア１年目でファイナル制覇となれば浅田真央、キム・ヨナに続く快挙となる。
最終滑走とは思えない何か、その場のプレッシャーをも支配するようなそんなすばらしい演技でしたね。 １つは冒頭に片手を上げて跳んでいましたし２つ目は、本当にプログラムの後半になって跳んできましたので本当にすごいですね。 そういったところでの演技構成点プログラムの工夫というのが見られましたので。 ２４歳の遅咲きスケーター村上大介はＸ ＪＡＰＡＮＹＯＳＨＩＫＩの名曲で勝負。 羽生選手がなんといってもショートプログラムは織田さん圧巻の演技でしたから。 本当にすばらしいショートプログラムでした。
グランプリファイナル各種目を締めくくるのがこの男子フリーとなります。 浅田真央選手と同様１シーズンの休養から戻って、見事にファイナル進出。 ショートプログラムはちょっと、らしさが見えなかったパトリック・チャンです。 そして、２番目に登場する村上大介は初めてのファイナル、初めての世界トップとの争いの中で見事にショートでは自己ベストを更新しました。 宇野昌磨は去年はジュニアで戦ったこのリンク。 ジュニアの金メダリストからさあ、いよいよ世界トップに挑む瞬間が近づいています。
ジュニア時代にも羽生選手と戦ってきた選手でもありますし４回転ジャンプなども見ていい刺激を受けているのではないかと思います。 そして、トップには羽生さんがいるすごさも感じるとともに地元のフェルナンデスを含めまさに、ファイナルだなという感じがしますよ。 特に、今、松岡さんからあったフェルナンデスは現世界チャンピオンです。 羽生選手もそうですしパトリック・チャンも入れると織田さん、本当に実に３人が世界チャンピオンを経験しているという。
４回転サルコウダブルトウループ。 トリプルルッツシングルループダブルサルコウ。 トリプルサルコウダブルトウループ。 織田さんも本当に苦しんでいた時期だったりいろんな時期をご存じかと思いますけどもグランプリシリーズ自体も今シーズン初めて２試合出場のチャンスをつかんでファイナルまで来ました。 本当にこのファイナルに来られたというのがまた村上選手を更にレベルアップさせてくれるんじゃないかと思います。 ファイナル初出場宇野昌磨。
最後はオリンピックチャンピオン羽生結弦も控えていますがまずは、去年のジュニアグランプリファイナル世界ジュニア２冠の宇野昌磨。 初めてのファイナルでシリーズデビューからやはり、ちょっと４回転が出だしでミスがあってちょっとそれが引きずって焦っちゃったかなと自分自身、思っています。 このファイナルという舞台でＹＯＳＨＩＫＩさんの「Ａｎｎｉｖｅｒｓａｒｙ」というプログラムを滑りました。 ２年前は福岡でのジュニアグランプリファイナルで金メダル。
ＮＨＫ杯では誰もが目を奪われるほどそして、ショート２位につけた地元スペインのハビエル・フェルナンデス。 この場内の空気で、羽生も恐らく、フェルナンデスがどんな演技をしたかは十分にわかっているはずです。 そのフェルナンデスと入れ替わるように羽生結弦がバルセロナのリンクに入っていきました。 キスアンドクライに戻ってきたフェルナンデス。 そして、また４回転ジャンプも組み込んでいますのでジャンプの質であったり演技構成点というところではやはり高い点数が出てきます。
羽生の世界にフェルナンデスも入ってきました！日本で驚きの演技を披露してからわずか２週間です。 しかも、ただ３連覇であったり自分の得点だけではない直前にハビエル・フェルナンデスが２００点台というこれまた羽生だけが知る世界に飛び込んできて。 本当に地元スペインのフェルナンデス選手がすばらしい演技をしたあと会場が、一番ボルテージが上がっている状態でこれだけの演技ができる。 羽生、金メダルフェルナンデス、銀メダルそして、宇野も見事に銅メダル。
スケート史に刻まれるであろう今年のグランプリファイナル。 戦いを終えた選手たちが華やかに見せますエキシビションが始まります。 このエキシビションの解説も織田信成さんにお願いします。 羽生も、このエキシビション特別なプログラムになっています。 女子の銀メダリスト宮原知子がエキシビションの演技に臨みます。 エキシビションの曲は「Ｗｉｎｇｓ ｔｏ ｆｌｙ」。 このエキシビションはソチオリンピックのときのエキシビションでも披露してくれました。
その重圧から解放されたのか少しリラックスしているように見事、グランプリファイナル２連覇を達成しました。 アイスダンス金メダルカップルのエキシビション。 初挑戦のグランプリファイナル。 男子の銅メダリストとしてエキシビションの演技を行いました日本の宇野昌磨でした。 今大会、女子の金メダリストメドベデワのエキシビションの演技でした。 ですから、本当に今シーズンのグランプリファイナルではメドベデワショート、フリーを通じて強かったなという印象です。
自身がマークした世界最高得点を世界歴代最高得点をマークした羽生結弦。 羽生結弦自身もあの日、仙台のスケートリンクの上にいました。 それが、この羽生さん世界歴代最高得点を出した。 あれだけの演技ができて点数も世界歴代最高得点ですから本当にすごいと思います。 フェルナンデス選手のあの歓声のあとに滑るというのはやはり、誰でも足が震える場面だとは思うんですけどその中でも、自分の最大限の力を出せるというのはかなりスケーターとして人間、羽生結弦としてのすごさというのを改めて感じさせられましたね。