池上彰vs報道記者 ニュースマニア

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この番組のまとめ

ニュースの裏側を知り尽くす池上彰と記者たちのマニアックな裏話から知られざる事実が続々。 その背後には地道な取材活動をしている記者の存在があります。 政治の記者ですと毎日夜討ち朝駆けっていうんですけれども。 夜討ち朝駆けっていいますけどね要するに例えば取材相手が家に帰ったりしてくつろいでいるところに取材に行くと実はポロリと話が出てくるかもしれない。 私は社会部の記者という事で警視庁クラブのキャップをしているんですけど。

これが捜査1課ですとね殺人事件が起きました。 そういう人が実は捜査2課だって要するに汚職事件を捜査始めるための端緒が向こうは向こうで必要なわけですよね。 そうすると事情通に話を聞いているとどうも最近2課の捜査員が来たよみたいな話が出てくる事もあるわけだ。 警視庁の捜査員が厚労省に家宅捜索に入ります。 10月に厚生労働省の室長補佐がマイナンバーに関するシステムを受注したIT関連会社から見返りに現金を受け取ったという汚職事件。 今回はマイナンバー汚職厚生労働省だ。

捜査幹部の顔色を見たりして出てきたわけですか?そうですねやっぱりやっていく中で立件出来れば反響も相当なものになるかもしれないというような話も聞こえてくると。 質問を積み重ね表情や態度を読むカンをとるを繰り返し事件の舞台が厚生労働省である事を突き止めます。 先ほどのように厚生労働省で大きな…社会的に大きな反響がある。 マイナンバーで関係しているとなるとあっこの人が中心人物だよねっていう形でそれは逮捕される前に容疑者の顔をカメラに収める事だといいます。

本当に大体民放横並びで11時半大体同じ時間帯でニュースをやりますんでそこで本当に答え合わせというかですね。 ホテルニュージャパン火災の原因はなんだったのかっていうのを最初に報じたのは私なんです。 1982年都内にあったホテルニュージャパンで火災が発生。 都心の一等地で高級ホテルが9時間延々と燃え続け死者33名を出す大惨事に。 池上彰もNHKの警視庁担当記者として取材をしていました。 一方医療年金介護などを取材する厚労省担当。

強行採決はパフォーマンス!?え?あれパフォーマンスだったの?という事なんですがそういうところが多分にあったって事なんですか?安保法案の採決といえば…。 日々国会で取材する記者ならでは法律が出来る瞬間に実はこんな裏側があったのです。 特に衆議院の採決なんてのはあらかじめもうやるぞっていうのはわかっていたので野党の方もやられた形を見せたいという事でプラカードをバッとみんなカメラの方に向けるんですね。

記者はどうやって政治家の携帯番号を教えてもらうのか?藤川さんみたいに女性記者ですとですね男性議員はポロッと携帯電話の番号を教えるんですけど。

毎晩毎晩通っていた大物政治家がいたんですけれども。 そしたらその時はまだ決まってなかったので日々政治を取材する記者は政治家の素顔や性格を知っています。 安倍総理が人の悪口を言ってるのを聞いた事がないという風に言われるので。 もしかすると1回目の総理大臣と2回目の総理大臣の間にいろいろな変化があったのかなという風に感じますね。 安倍さんってのは第1次政権の失敗をかなり生かしてといいますかですねとにかく第2次政権以降はですね人事権と解散権をフルに活用してるんですね。 1次政権を体調不良で手放した安倍総理。

来年夏に行われる参院選の時期に衆議院も解散して選挙を一緒にやるのかもと噂されているのです。 そういう意味でこの衆参同時選挙はないっていうのはちょっと気に留めておいていただければと思います。 かなり身の危険感じた事もあるでしょう?例えばガザ地区ですとかバグダッドでもそうですけれどもCNNですとかAP通信ロイター通信の記者と一緒にそうですね。 リビアからですねあるいはチュニジアもそうですけどもあの辺の南部の砂漠地帯はそういったイスラム過激派が自由に行き来してますね。

今月アメリカカリフォルニア州で銃が乱射され14人が亡くなりました。 全く弱体化していないってどういう事なのか?空爆を受けている「イスラム国」。 それでも弱体化していないってどういう事なのか?その理由とは?空爆される紛争地で感じるのはですねやっぱりそこで自分が取材して暮らしてですねそこで1週間か2週間生活するんですけどもいつ自分のとこにその…爆弾が落ちるかどうかわからないというところに家族もですね自分の子どもも一緒に生活するっていうのは相当なストレスなんですね。