ワイド!スクランブル 第1部

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この番組のまとめ

中国が南シナ海南沙諸島の人工島に建設した飛行場に民間旅客機を試験飛行させた写真を初めて公開しました。 国営の新華社通信によりますと中国政府が手配した民間旅客機2機がきのう、中国南部の海南島から南沙諸島のファイアリー・クロス礁におよそ2時間かけて試験飛行しました。 続いては、きのうその北朝鮮の朝鮮中央テレビが初の水爆実験に成功したと発表したことを受け国連の安全保障理事会は強く非難する声明を発表しました。 きのう、北朝鮮の国営放送は特別重大報道として北朝鮮では初となる水素爆弾実験の成功を発表した。

このとき、北朝鮮の北東部プンゲリの核実験場で韓国の朴槿惠大統領は緊急招集した会議で北朝鮮を非難した。 この韓国メディアですがこちら、朝刊を2紙準備しましたが水爆奇襲ですとかサプライズ、4回目核実験とかこういった見出しを取っていまして今回の核実験がこれまでの3回と違って例えば事前通告がなかったことなどいかに突然行われたのかについて各紙が詳しく説明しています。

日本にとっては最も身近な脅威である北朝鮮の核実験について安保理のメンバーとして北朝鮮にどう圧力をかけそして、アメリカと中国という拒否権を持つ常任理事国のそれぞれの国の代表の人間たちにどうやって働きかけられるのか。

12月の段階でも政府関係者とか北朝鮮問題の専門家の間ではそろそろやってもおかしくないねという声は出ていたんですね。 だから、水爆の開発を進めれば当然、起爆装置としての原爆は実用化のレベルで持っているということを示すことができる。 それから、水素爆弾はこれは実際使えるかはともかく威力が大きいですから使って、本当に民間人をたくさん殺傷するようなレベルまで求めなく小型の核兵器として使うという部分では相当、弾道ミサイルの弾頭に積めるくらいの小型化の可能性があるということ。

まず、似ているという部分で見てみますときのう気象庁が会見をしたんですがわかったこととしてこれ、過去の核実験のときの波形なんですね。 地震の波形とか揺れは科学的に計測しているものですから間違いないと思いますがその規模を過小評価している危険性があるということですね。 韓国の国防省もこれまで北朝鮮の3度の核実験4度、5度のテポドンミサイルいずれも北朝鮮の発表どおり受け止めたためしがないんですね。

そういう中で今年韓国の選挙があり北朝鮮による水爆実験は国際的に中でも中国とアメリカには大きな影響があるとピョンさん小川さんは指摘しています。 北朝鮮の国営放送が水爆実験の成功を伝えてから制裁強化に慎重な姿勢を見せてきた中国は核実験を深刻に受け止め非難すると述べた。 これまで北朝鮮と中国冷え切った関係にあるということだったんですがこちらですね、去年10月の労働党創建70周年の軍事パレードに序列5位のリュウ・ウンザン政治局常務委員が出席しまして関係が改善されたと見られていたんですね。

北朝鮮の論理からしますと初めて披露しますけれど1964年に中国核実験をやった。 それから、この50年後に今度は北朝鮮が同じことをすなわち核実験をやって人工衛星を打ち上げたら中国がアメリカと大変お世話になっている国ですよね。 ですから、北朝鮮からすれば経済よりも安全保障優先ということで中国に何を言われようがこういうミサイル発射とか核実験を続けているというそういうことじゃないかと思います。 ただ、同時に北朝鮮の国を作っている大部分はアメリカで研修を受けている。

続いては暴言を繰り返しながらもアメリカ大統領選の共和党候補としてトップの支持率を誇るトランプ氏。 一方で、ヒラリー氏が去年12月に指摘していたトランプ氏によるイスラム教徒入国禁止発言が過激派組織イスラム国の戦闘員勧誘ビデオに利用されているとの問題。 このとき、トランプ氏の映像が使われたビデオはアルカイダ系のイスラム過激派組織アルシャバーブが公開した映像。 その中でトランプ氏がイスラム教徒入国禁止を主張した際の映像が使われていたのだ。 自身の発言が実際にイスラム過激派のビデオに利用されてしまったトランプ氏。

1月4日に初めて公開された選挙CMですが、その一部をキャプチャーしてみたものがこちらなんですがまず、過激派組織イスラム国の宣伝ビデオの上にこういうテロップが乗っているわけなんですが一時的にイスラム教徒のアメリカ入国を禁止する更にはイスラム国の空爆をしているこちらの映像の上にはイスラム国の息の根を止める。 それを自己資産でできるところが強みだと思うんですがアメリカ大統領選挙でテレビCMはすごい大きなウェートがありますよね。

特にパレスチナとイスラエルの和平は私が大統領になったら半年で和平を実現させようと。 そんな中涙ながらに銃規制の強化を訴えたオバマ大統領。 この発言が大統領選挙に大きな影響を与えトランプ氏の追い風になるのではという指摘もあります。 涙を流し銃規制の必要性を訴えるオバマ大統領。 大統領権限ですべての銃販売業者に購入者の身元調査などを義務付け銃規制を強化すると発表。 オバマ大統領は大統領権限で銃の規制をすると。

縦じま模様の冬型の気圧配置ですね。 3連休最終日成人の日も冬型ということで5日間くらいこの冬型が続くことになります。 国連の安全保障理事会はアメリカ、イギリスフランスをはじめ北朝鮮よりの中国やロシアも含めた常任理事国5か国。 更に、今月から非常任理事国に入った日本など10か国が追加制裁も視野に入れた新たな決議をできる限り早く採決することで一致しました。 こうした中、安倍総理大臣とアメリカのオバマ大統領が今朝、緊急の電話会談を行いました。

焦点となる新たな決議について日本政府は今まで北朝鮮寄りだった中国、ロシアが今回は反対しないとして採決までの時間はかからないとみています。 拉致問題を抱える日本としては北朝鮮の反応を見ながら独自制裁の復活や強化のタイミングを見極めたい考えです。 韓国とアメリカも大統領や国防省がそれぞれ電話会談を行い北朝鮮に対する新たな軍事作戦の構築などを確認しました。 韓国のハン・ミング国防相はアメリカのカーター国防長官と電話会談し、北朝鮮のミサイルや核兵器に対する北京から中継です。