さあ、この大会は、アジアに与えられた僅か3枚のオリンピックの切符を懸けた戦いです。 オリンピック本戦と同様、23歳以下で争われ、アジアの16チームが参加。 各グループの上位2チームが決勝トーナメントに進出し、そこからさらに勝ち進んだ上位3チームだけが、オリンピックの出場権を獲得します。 そんな中、日本は大会初戦、難敵といわれていた北朝鮮に対して、開始5分、コーナーキックから、センターバックの植田直通がゴールを決めまして、1対0。 当然ですが、オリンピックを懸けた一戦。
手倉森監督は、強い日本が戦うのではなく、強くなるために日本が戦う、そんな大会にしたいと話しました確かに初戦の北朝鮮戦は、私たちが期待するような、圧倒的な試合運びではなかったかもしれません。 リオオリンピックアジア地区最終予選、日本にとってのグループステージ第2戦、タイとの一戦が、まもなくキックオフを迎えます。 それではここで、日本のきょうのスターティングメンバーをご紹介します。 中2日という日程の中で、手倉森監督は実に6人、スターティングメンバーを変えてきました。
リオデジャネイロオリンピックを目指す戦い。 まずは左サイドバックの亀川がディフェンスに来た日本です。 まずはこの前半の立ち上がりですが、松木さん、初戦の北朝鮮戦、選手たちに話を聞くと、少しロングボールを蹴り過ぎてしまったという話をしていましたよね。 縦に急いだという感じなんでしょうけども、ただ、チームのコンセプトとして、縦にいこうというものが、ある程度選手たちに、ちょっと多めに出てしまったかなという北朝鮮戦でしたけれどもね今、14番の豊川が来ました。
さあ日本、左サイドバックの亀川、この亀川も、前の試合、出場機会がなかった選手です。 逆に高さはやっぱり、にっぽんはむりだと思わせるようなプレーをしなきゃいけませんから、立ち上がりはフリーで打たすのはちょっとどうかなと思います前の試合は、セットプレーから得点を奪っている日本。 そしてここにチャナティップですタイ。 ただ、キャプテンの遠藤がプレッシャーをかけて、今度は鈴木武蔵、奪った日本。 右サイドバックの室屋もプレッシャーをかけていきます。
先ほどは背番号21矢島慎也がシュートを打っていった日本でそしてここで鈴木武蔵、中に送っていきます。 ジャマイカ人の父を持つ、背番号9の鈴木武蔵。 どっちかというと、鈴木武蔵のほうがターゲットになると思うんですよね。 その鈴木が競っていって、競り勝ったボールに浅野、胸でトラップして。 鈴木と浅野がいいコンビネーションでボールに絡んでくれるとおもしろいですけどね。 ここにキャプテン、背番号3番の遠藤航。 矢島から右サイド抜けていって、低いクロスボールは、鈴木武蔵。
イーブンのボールは、チャナティップが抑えます。 タイのチャナティップから、右サイト、ナルバディン。 このへんがね、細かいステップ、チャナティップ。 …が効くんだよね、このチャナティップね、18番、キャプテン。 このチャナティップは、年齢制限のないA代表でもすでに主力として、ワールドカップ予選を戦っている選手。 ここは浅野が追っていって、タイがタッチラインに逃げました日本はスローインのチャンスです粘り強く、ここまでは守備を固めているタイその青い壁を破らなくてはいけません、きょうは白のユニホームです、日本。
そもそも、このチームを率いる手倉森誠監督は、細かくつなぐ日本のよさ、それに加えて、ロングボールで、少ない手数で一気に相手ゴールに迫る攻撃も、ハイブリッドで持ち込もうという考えを持って、このチーム作りをしてきたわけなんですが、初戦に関しては、その長いボールばかりが出てしまったという反省を口にしていた選手たちです。
その前にオフサイドです。 オフサイドか。 ボールを受けた鈴木武蔵のポジションがここはオフサイド。 オフサイドですけど、これ決めたいよね、オフサイドでも。 オフサイドでも、やっぱりゴールに突き刺しておきたいね、ボールを。 うまく相手のディフェンスとディフェンスの間に入って、ボールを運びましたけど。 ボールが動いてる間に、そのボールをもらう前のそして、出す瞬間、ルックアップした瞬間に、動きができていれば、自分が欲しいポジションに移動できてれば、相手も取りづらい、行きづらくなるんですよ。
この2戦目、ここまでの日本代表どのように見ていますか?メンバーもずいぶん代わってますし、1戦目はやっぱり、早い時間に点が取れたということで、すごく自分たちのやりたいことを、気持ちよく入れたというのがありますけど、きょうのゲームは、これだけチャンス、今のシーンでも見て分かるように、バーやポストにまあ、本当に何本も当ててますから、それでも入らないというところでね、焦らずに、一つずつね、大事にプレーをしていくことが大事だと思いますよね。
遠藤航はすでに年齢制限のないA代表でも5試合の出場がありますその遠藤に話を聞きますと、このチームは真面目な選手が多くて、黙々とみんなやるんですと。 その自分たちの時間帯ではないときに、どの選手がどういった対応、判断をしていくのか。 このチームを率いる手倉森監督も一つ、テーマとして、柔軟性と割り切りというものを掲げています。 奈良がはね返して、遠藤、原川。 矢島、室屋のね、コンビネーションが非常にいいですね。
そして、ここは遠藤から鈴木武蔵、体を入れて、シュート!入った!やったやった!鈴木武蔵、重たい空気を吹き飛ばす先制点。 背番号9、鈴木武蔵がゴールを決めて、そしてベンチのメンバーのもとへと駆け寄っていきました。 前半27分、キャプテンの遠藤からのボール、鈴木武蔵がゴールネットを揺らしました。 うわさの中山さん、この鈴木武蔵のゴールが決まったというのは、フォワードの心理としては、浅野が火がつくんじゃないでしょうかこの2人で、どこまでタイのゴールに迫れるかというのは、大きなポイントになりますよね。
ここはホイッスルが鳴っていますオフサイドです。 対じするね、チャナティップを相手にうまくターンして、そこからのこのロビングというかチョップキックというかね、やさしいパスでしたね。 前線にはこの浅野、そして先ほどゴールを決めた、鈴木武蔵がいるきょうの日本です。 ジャマイカ人の父を持つ鈴木武蔵昨シーズンはたび重なるけがに悩まされた鈴木。 ここは鈴木武蔵が、縦にみずから仕掛けていく。 相手は、鈴木武蔵を止めるために、2人がかりで来るわけですね。
先ほども松木さんからお話ありましたけれども、とにかく追加点、まずは先ほどの鈴木武蔵、前半27分のこのゴールが、今は決まって、リードを奪っている状況ですが、松木さん、やはり追加点というのも、本当に考えたいところですよね。 今見てても、9番の鈴木武蔵選手ね、いいタイミングと、いい体の使い方やってるから、どんどん集めていいんじゃないかな。 鈴木武蔵。 体入れ替えて、鈴木武蔵がキープ。 鈴木武蔵のゴールを、どんな思いで、ほかのフォワード陣は見つめたでしょうか。
倒されたのは、背番号14の豊川雄太。 ただこの18番のチャナティップは、中山さん、やはり前線の予想どおり、かなりキープ力もありますし、やっかいな選手ですよね。 そして今は幸い、室屋は何事もありませんでしたが、改めてですけれども、きょうはベンチスタートになった選手たちも、いつ出番が来てもいいように、そして出番が来たときには、自分たちらしさを出せるように準備をしておかなくてはいけないわけですよね。
チャナティップからナルバディンへのボール、中、フリーでクロス上げてくる、1人、選手がフリーになっている。 ここはゴールキーパーの櫛引チャナティップ、やはり速いですね。 チャナティップから出たあとのボールを、ここは狙っていったセンターバックの岩波がずいぶんと前まで出て、しっかりと相手の攻撃の芽を摘み取りました。 トリスタンから、やはりボールを受けたのは、チャナティップです。 グループステージを突破した先で準々決勝、準決勝と勝ち抜いていき、上位3チームに、リオデジャネイロオリンピックの出場権が与えられます。
チャナティップ、ボールを落ち着いてつないでいきました。 そして中央、キャプテンの遠藤、きょうは1アシストを記録しています。 その遠藤からボールを受けた豊川強烈なシュートも、豊川、ここはパスだ。 強烈なミドルシュートを持っているキャプテン、3番の遠藤ではね返していった奈良。 前半も手元の時計では、アディショナルタイムに入りました。 前半のアディショナルタイムは2分です。 遠藤にはチャナティップがプレスをかけていきます。 預けて、チャナティップの左足。 ラストパスを送ってきました、パスサッカー日本。
ここで前半終了のホイッスルです日本は鈴木武蔵が、なんとかタイゴールをこじあけました。 オリンピックを目指す23歳以下の日本代表、タイとの一戦。 前半の27分、キャプテンの遠藤からのボールを鈴木武蔵が押し込んだという形で右足振り抜いていきました。 日本から遠く離れた、カタール・ドーハの地で、リオデジャネイロオリンピックを目指して戦っている23歳以下の若き日本代表。
チェンロップという選手が、この後半、入ってきます。 白のユニホームが日本、そして青のユニホームがタイですタイは10番、前半イエローをもらったパコーンに代えて、22番のチェンロップですね。 そしてその22番のチェンロップは、やはり今、最前線に入っているというタイ代表。 立ち上がり、いいと思いますけど、ただね、タイはこれ、22番もやっぱりいい仕事するんでね、このチェンロップ。 気をつけなければいけないですねこのチェンロップは前の試合、サウジアラビア戦では、スターティングメンバーだった選手です。
あとやっぱり、日本は今、交代したね、20番のオナイウ阿道、この選手をもっと積極的に使ってゲームに入りやすくしてあげることが大事だと思います。 後半は、オナイウと浅野の2トップです。 今の22番のチェンロップが体を日本ディフェンスの前に張って、そこからほんのちょっとタッチして、味方を使うというプレーしてましたから、明らかに基点になりえる選手なんですよね。 ナイジェリア人の父を持つオナイウ。 その矢島、ヘディングでゴールを奪いましたその矢島から、今度はオナイウが抜けていく。
タイ、ナルバディンのスローインそしてここに注意しなくてはいけないチャナティップ。 やはり後半も、このタイはキャプテン、チャナティップを中心に、攻撃を組み立てていくということになりそうです。 競ったあとのボール、反応したのはチャナティップですタイのメッシと呼ばれているチャナティップですが、決してボールを持ち過ぎることはありません。 中盤、ボランチと呼ばれるポジションでプレーする遠藤から奪ったのはチャナティップだ。
チェンロップのシュート!櫛引。 ここは22番、後半から入っているチェンロップ、難しい体勢からのシュート。 先ほどのペナルティキックのシーンは、足を取られたキッカー、クロスバーに救われた形になりました日本。 チェンロップがキープをして、得意のスピードを生かして、中にいく、キープできるか。 日本の前半、ポストとクロスバーに当たるというシーンがありました。 チェンロップに対しては、奈良が強くいく。 奈良が、少しチェンロップとやり合っています。
リオデジャネイロオリンピックのアジア地区最終予選です。 ボールはタイのチェンロップ。 おっと、ここは奈良の所、チェンロップが、櫛引が出ていく。 どうだ?どうだ?チェンロップが抜け出して、ゴールには誰もいない。 ゆっくりと今、矢島がニアサイドに入ってきて、ここでボールが上がって、オナイウの高さ!ただ、櫛引がちょっと痛んでるんですよね。 いや、チェンロップですね。 接触がありました、22番のチェンロップと接触をして、今、昨シーズンは清水エスパルスで、自身もチームも苦しいシーズンを過ごしました。
ここはそして、室屋が倒されて、ピーラパットにイエローカードが出そうです。 背番号2番、左のサイドバック、タイのピーラパットに、イエローカードです。 でも12番の室屋は本当にね、1戦目2戦目と、アグレッシブにいってるね。 オナイウの足に当たりますが、ここでチャナティップ。 今度は矢島のディフェンス。 しっかりつないでいきますキャプテンの遠藤、そして右のサイドバック、室屋。 センターバック、岩波から右のサイドバック、室屋室屋はもう前線を狙っていきますオナイウが追っていく。
このタナシットは、非常に足元の技術もある選手ですこれでタイは、3人の選手交代枠を使い切ったということになります。 あと、加藤さん、日本の選手たちは、いわゆるアタッカー陣、1戦目出た選手たちが、日本が攻めて、だいぶゴール裏でウォーミングアップ、上がってきたんですけど、日本の選手たちが攻め込んでくると、そのウォーミングアップを止めて、本当に食い入るように気にしながら見つめてますね。 スイスでプレーをしている久保裕也、フォワードの選手が日本は呼ばれました。
その左足、鋭いボールが入ってきて、こぼれている、チェンロップのシュート!もう一つ。 ただ、この後半、22番のチェンロップを最前線に入れてきたタイ。 チェンロップ、中に折り返してくる。 ヘディング!チェンロップのヘディング、外れていきます。 チェンロップには奈良がね、しっかりついているんですけれども、ただ、チェンロップがね、やはり日本人では見せないような日本人では見せないような、このターンからのシュート。
手倉森監督が言ってましたけど、選手のプレー時間というのを、グループステージ、本当にとにかく考えたいと言ってましたから、次のサウジ戦であったり、準々決勝なんかも、もう考えてるかもしれないですねまずは鈴木武蔵は前の試合、北朝鮮戦でもフル出場でした。 さらに浅野もベンチに下げて、今は、久保とオナイウという2トップです、中2日、厳しい日程で、オリンピックの切符を懸けた試合は続いていきます。
大きな大きな3点目になりました日本の11番久保裕也の今大会最初のゴールになりました。 これは、オナイウのさっきのオナイウのプレーね、さあ、そして日本は、もう1人の海外組、このチームのエースである18番中盤、ミッドフィールダーとしてプレーをする南野拓実が呼ばれました。
きょうはもっと中にもね、仕掛けていってもらいたいですねそしてここはチャナティップがキープして左に送ってピーラパット。 もう一度チャナティップ、チャナティップの前の空いているが、人行く。 現在は久保、そしてオナイウの2トップ、右に18番の南野が待っていますさあ左サイドから攻め込む日本。 こういうときこそ、早めにボールを裁いていくっていう、チーム全体のこのキープ力、簡単にするっていうのが必要です抜け出しているのは南野ですが、ここはオフサイドです。
久保が仕掛けてPKを取りました、日本!うまいボールの運び方でしたね。 短期間で一気に試合が行われるとはいえ、まだこのリオデジャネイロオリンピックアジア地区最終予選は始まったばかり。 上位3チームには、ことし8月に行われる、6大会連続のオリンピックの出場を目指す日本です。 この5大会続けて日本がオリンピックに出ているということで、それがプレッシャーになると同時に、楽しみでもある、そんなふうに話してくれた選手もいます。
48年ぶりのオリンピック出場を目指す、タイもまだまだ諦めてはいませんパスをつなぎながら、南野の折り返しは相手に当たってオナイウがまだ追っていきます。 右サイド開いていった、18番の南野が一つ、チャンスを作りましセレッソ大阪の下部組織で育ちました南野。 ファウルボールはチャナティップここで中にクロスボールが入ってくる。 相手の左サイドの攻撃は、ことごとく室屋が抑えて、そしてワンタッチで落として、久保からファーサイドは、豊川が走っていく。 さあ、後半もアディショナルタイム、追加時間に入りました。
このグループBには日本とタイ、さらには北朝鮮とサウジアラビアと4チームが入っています。 日本は初戦、北朝鮮に勝っていますので、きょう、このままタイに勝つことができれば、まずは準々決勝、決勝トーナメントの1回戦への進出が決まります。 リオデジャネイロオリンピック出場をかけた、アジア地区の最終予選、日本にとっての第2戦です。 サウジアラビア戦を残して、決勝トーナメントの進出が決まりまし今度はまた中2日でサウジアラビア戦があります。
続いて、先制点の鈴木武蔵選手です。 立ち上がりから日本、猛攻仕掛けながら、ポストだったり、バーで、なかなかゴール取れず、その中で鈴木選手のゴール、どんな気持ちでしたか?航君との関係性がよかったっていうのが、すべてかなというふうに思いますね。 鈴木武蔵選手、きょうは先制点を奪いました。