徹子の部屋 立川談春

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この番組のまとめ

このお写真は師匠の立川談志さんを車椅子にお乗せになって後ろから押していらっしゃる方が今日のお客様なんですけどもご自分の自叙伝がドラマになったりもう大変…はい。 やっぱりその…談志さんの…「談志さん」って言いますけど談志さんの落語をお聞きになって感動なすったの?はい。 僕の中では志ん朝師匠と談志とどちらに弟子入りさせていただこうかと思った時に9割方志ん朝師匠だったんですけれど談志の『芝浜』って落語を聞いて…15歳16歳でわかるわけないんですがなんかこっちのほうがすごそうだなって思ったんですね。

皆さんの中では「どうして出たんだろう」「なんで呼んだんだろう」があったそうですけど「立川談志さん今日のお客様です」「フフフッ」「どうも」「いつも喋ってるの?黙ってる時はないわけ?」「これから私はそちらに喋っていただくんですからこれから黙るんですよ」「そうかそうか…」「ご紹介がないとほら…」「いやいやいや。 上岡龍太郎さん」「それから山本晋也監督。 それから横山ノックさん」「放送作家の高田文夫さん」「直木賞作家の景山民夫さん。

私が質問するのは妙な話かもしれませんがああいうキャラクター…立ち位置でですねなんで立川談志っていう人はずっと生き残ってきたんでしょうか?本当ですよね。 「お前いいぞ新聞配達なんかな…高校をやめて新聞配達しながら修業をなすったなんてお前お前が何十年か経ったあとな黒柳徹子が“ご苦労なすったのね”なんて言ってお前を見て涙ぐむぞ」と…。

それがだから最後にやってるのが…戻っていくってそういうことなのかなって思ったのがその…小さん師匠の十八番をそっくりそのままやってる『蜘蛛駕籠』っていう落語を世の中へ出ていって最初にやって「こいつはうまい。 天才だ」って安藤鶴夫さんに褒められたその落語を最後にやってたんだよって言われて考えてみれば落語をできなくなるところから逆算して一年間ぐらいは…。

2回目はうまいっていう自信を持ってたんでまだ日本にはあまりなかったガラムマサラみたいなものを山のように入れたらとても食べられたものじゃない寸胴鍋を全員弟子が食べさせられて…。 確かにカレー作るのにチーズケーキ入れたりなんかしないんだけど元々は出発点からいえばねチーズ入れたってメリケン粉を入れたってお砂糖を入れたっておかしくないわけですから分解すればね。