今から2時間ほど前9時31分ごろ北朝鮮が人工衛星と称する事実上の長距離弾道ミサイルを発射しました。 今、韓国で最も注目されているのが今回のミサイル発射が成功したかどうかということなんです。 韓国国防省によりますとミサイル発射地点から南に790km高度380kmあまりの地点で日米などと協力しながら確認中です。 今回の発射で、韓国国防省が最も注目しているのは射程です。 さてスタジオには朝鮮半島情勢に詳しい辺さん、率直に今回の発射どんなふうにお感じになりましたか。
北朝鮮の事実上の長距離弾道ミサイルの発射を受けて中国メディアも早速、反応しています。 一方で北朝鮮が人工衛星の発射に至った背景には、日本、アメリカ韓国が、制裁や軍事的圧力を強めたことがあるとしており日米韓を牽制するような書き方もしています。 北朝鮮が人工衛星と称する弾道ミサイルは午前9時31分北朝鮮の西岸から南に向かって1発発射された。 北朝鮮が3年ぶりに人工衛星と称する弾道ミサイルの打ち上げを発表。 人工衛星と称する弾道ミサイルを打ち上げた北朝鮮。
そのため、聯合ニュースは発射は失敗した可能性があると報じていますが、韓国国防省は少なくとも弾頭部分が軌道に進入したことは確認していて韓国国防省が最も注目していたのはミサイルの射程なんですね。 石垣島では沖縄上空をミサイルが通過したとされる午前9時41分の前後には防災無線がミサイル発射の情報を流す様子も繰り返し聞こえましたが公共交通機関は通常どおり運航するなど住民生活への影響はほとんどありませんでした。
やっぱり、気象の変化を判断して1日、前倒ししようということで急遽、昨日ミサイル発射のときも予告日の4日の日になって国際機関に準備、整ったということで通告して、翌日失敗もありという経緯の中で今日を迎えているんですが前回も含めまして、その中での今回は2012年の軌道と非常に似ているという話がありました。
一度整理しますと想定射程ということで出していますがこれ、いつも見ている地球儀を横にしたような形になっていてここが北朝鮮で今回南のほうに向けて発射しているんですが東のほうに撃ったと仮定すると、どのぐらい届くのかということでテポドン1号ですと日本の辺りということですが2号銀河3号改良型となってくるとアメリカ大陸にも到達すると。 こうした中北朝鮮が人工衛星と称した事実上のミサイルを発射し続けるその狙いですね。
今度のミサイル発射でもう1回、核実験という手も考えられますし更には、北朝鮮は今回打ち上げたのは人工衛星だと主張していますね。 金正恩同志が地球観測衛星を打ち上げすることに対する命令を出しました。 国家宇宙開発局の報道地球観測衛星光明星4号を軌道に投入することに完全に成功した。 必然的に、弾頭部分も光明星4号という衛星を打ち上げたといっています。 ということは北朝鮮からすると金正日総書記の宇宙開発人工衛星を飛ばすというのは彼の夢だったと。
そうすると、お父様の大切な日である2月の16日、お誕生日に合わせて今回の行動をやって大成功であったというのが北朝鮮のオフィシャルな発表ということですね。 ですから先ほど申しましたように前回の弾頭部分の北朝鮮はこの衛星から金日成主席の歌、金正日主席の歌それが流れてくるということは北朝鮮以外の日本を含めてほかの国々もキャッチできなければいけません。
アメリカは2009年北朝鮮がミサイル発射のときに迎撃も辞さないというふうに北朝鮮に警告はしたんですね。 放置すればアメリカの本土に直接的な危害を及ぼしかねないと判断した場合はもしかするとミサイル発射基地を先制攻撃するとかそういうような可能性というかオプションも私は、これから浮上してくるんじゃないかと。 これに反発して北朝鮮が今度、更なる核実験あるいは大陸間弾道弾ミサイルを東海岸から発射するということになるとすぐに出てきますね。