真ん中にいらっしゃる方が宇野重吉さんで左側が懐かしいんです。 奥様の樫山文枝さんが結婚生活のお話をちょっとしてらっしゃる『徹子の部屋』があるんですけどちょっと見ていただいていいですか?「あなたは夜型?」「はい。
あなたの場合はなんか胸がちょっとプッツンってなんか音がしたって?稽古場でね。 舞台の稽古場の最後の日に階段を下りようと思ってこう…ちょっとたばこを吸ってる時にプツッとしたんですよね。 それから汗が出だしてそれで…稽古場の稽古が終わって家に帰る途中何回かひざまずいたり息整えたりしながら…。 奥様強引に病院にお連れになったんですってね。 ご自分で運転して?武蔵野日赤にね自分で運転していったんですよ。 3リットル?それで「もううちでは手術できない」って言って武蔵野日赤がね。
それでなおかつそこに残っててくれたシモカワ先生っていう方がいらっしゃるんだけどこの方がその病院の中でも優秀な外科医で…心臓外科医でたまたまいてくれて。 「絶対行かなきゃ駄目」って…やっぱりなんか彼女にはそれなりの心配があったんでしょう。 でもまあご主人が彼女のことを女優として理解してくださってるっていうことはやっぱりありがたいことだと思いますよね彼女にとっては。 でもいつか死に物狂いでも一生懸命覚えようと思えば覚えることができるっていうのがね。
でも言葉を失ったらみんなイライラしたりねなんかこう…するんだけどうちの父はどこか…これが俺の生きる定めみたいなことを思ったのかいつもニコニコニコニコしてね語気荒げることもなく穏やかに…穏やかに過ごしてましたね。 日活の宣伝次長におなりになって日活が倒産した時にみんなの再就職まで全部やったって…。 ちょうどその頃僕も役者として少しずつ売れてきた頃で僕の番組ニコニコニコニコしながらね…見て日々を過ごしてましたね。
40年前の宇野重吉さんのちょっとVTRを…。