天涯孤独の65歳だった私如月澄は屏風に封印されていた化け猫黎さんの力で二十歳の姿に若返り…如月澄…いや今日からお前は如月すみれだ。 青春をやり直している真っ最中そんな中真白くんは命に関わる病気を患い動揺する私に黎さんはある決意を口にしたのです私を若返らせた時のように自分の生気を真白くんに与えると…私はすみれ様を幸せにするためにいる。 マジで?真白からは連絡あったの?大丈夫なんですか?昨日お見舞いに行ってきました。 亜梨紗どこの病院か聞いたら?亜梨紗がお見舞いに行ったら真白くんきっと一発でよくなっちゃうよ。
真白くんと一緒にいる時の私は…いつも幸せに包まれていました。 真白さん急変です。 真白くん退院おめでとう。 真白くんの快気祝いをしないといけませんね。 よし!真白退院したんだ!?おかえりなさい。 これはこれは真白様。 真白くん退院したんですね。 私真白くんに言わなきゃいけない事があって。 真白くん今まで本当にありがとう。 真白様こんな時間になんの御用ですか?お願いしますすみれに会わせてください。 俺とすみれに何が起こっているのか会って確かめたいんです!黎さん私真白くんに会います。
じゃあこれすみれさんに渡してもらえませんか?すみれさんが受けようとしていた映画会社の資料です。 あなたはとても気が弱くいつも自分の気持ちを押し隠して家のお手伝いばかりしている…。 愚か者!泣くくらいならば自分の力で周りを変えぬか!お母さん!お母さん!その後屏風はどこかにしまわれ次に開かれた時あなたは65歳になっていました。 心からの笑顔を取り戻すためにあなたは66歳になった今日もう一度生まれ変わるんだ!黎さん!こんな格好で出歩いちゃダメじゃないの!若い…?やっぱり私…。