スーパーJチャンネル

戻る
【スポンサーリンク】
17:14:16▶

この番組のまとめ

南阿蘇村上空現在、映っているのが東海大学・阿蘇キャンパス内の体育館です。 学生、それから地域住民この辺り一帯が先ほどの学生寮ですとかそれから住宅倒壊した場所が多かったのですが地域住民、学生の避難場所として開放されていまして現在はこの中に学生がおよそ700人地域住民が300人避難していて全員で1000人くらいの方がここに身を寄せているということです。

まず、こちらのパネルを少しだけ解説いたしますがこれはマグニチュード3.5以上の見えない活断層もあると思うんですけどそういうものが1枚の活断層のところで地震が起こっているのではなくて複数の活断層が地震を起こしているんだと思います。 同様のことは2004年の新潟県中越地震でもそうだったのですが何枚もの活断層が次々と起こって非常に多くの地震を引き起こしました。 今回も結果的に前震になった地震の活動だけでも過去3番目ぐらいの数なんですが本震が起こって今、その本震の直後の余震が非常に活発な状況にあるということです。

ここで、7.3の地震が起こったことによってたまたまかもしれませんが阿蘇であるとか別府の辺りでもうエネルギーがいつ地震が起こってもいいような状態にあったところがたまたまあってこれ以上、大きい地震は起きないのではないかということも言えると思うんですがただ、余震の回数は多いしまだまだ注意が必要だということですよね。 熊本県の南阿蘇村では多くの方が孤立していることに加えまして道路が崩落するなどの深刻な被害も出ています。

この阿蘇神社なのですが参道の脇に植えられている桜の名所として知られていまして地元の人によりますと楼門の古めかしさと桜の優美さがとてもきれいだとおっしゃっていました。 ここで、阿蘇神社の神職をされているウチムラさんよろしくお願いします。 画面右手から大津町方面そして、左手の南阿蘇村に抜ける山道となっています。 ここは恐らく工事現場だったのでしょうか工事関係者以外は立ち入らないでくださいと書いてある看板があります。

被災地ではすでに雨が降り始めているという情報もありますが今夜以降に今年一番の大雨になる恐れがあります。 九州地方は前線を伴った低気圧の影響で今夜以降、雨や風が強まってくるとみられる。

あすの夕方にかけて予想される雨量は熊本県で最大150ミリ大分県では100ミリと予想されているんです。 そこで、ここへ、この時間ちょうど同じ時間の風の予想を重ねてみると熊本県や大分県のほぼ沿岸部を中心に緑色や黄色の矢羽が流れ込んでいる状況がわかるんですが同時に南寄りの風がかなり強まるということがこれで予想されているんです。 予想される最大瞬間風速は熊本で35m大分では30mが予想されています。

大分市から熊本県阿蘇市などを結ぶ国道57号では各地で道路が寸断されるなどの被害が出た。 橋と道路の間に大きな段差ができていまして現在、南阿蘇村に入る道が寸断されていてここから先自衛隊も警察も入っていけない状態になっています。 道路などの寸断により南阿蘇村では2軒の旅館で客や従業員ら67人が孤立。 避難所となっている別府市の総合体育館というのがありますがそこに石田桜子記者がいます。 そして、県内、竹田市の全域と由布市の湯布院で避難準備情報が出されています。

もう1回こちらフリップで確認しますが熊本で今日の未明にマグニチュード7.3の地震がありました。 今、非常に厳密な意味で言うと本震が起こった付近の同じ断層ないしはすぐそばの断層で起こった地震を余震というのですがこれは、まったく離れていて間にも地震がほとんど起こっていませんので同じ断層で起こったものではないし別府まで行くとまさに本当に違う断層で起こっていますのでこれを余震とは言えない。

この火山の噴火しかも阿蘇の噴火と今回の一連の地震の関係というのはどんなことが言えると思いますか?阿蘇山、噴火しましたけど阿蘇山というのは非常に活発な火山の1つでありましてあの程度と言ったら怒られるかもしれませんが小規模な噴火というのはいつ起こってもおかしくない火山です。

熊本県内では今後局地的に激しい雨が降る予想で阿蘇市や宇城市など7市町で避難勧告が出されています。 九州電力によると熊本市や阿蘇市など10万9200世帯が停電しています。 益城町で震度7を観測したおとといから震度1以上の地震は290回を超える中熊本県の南阿蘇村では未明の地震で複数の住宅が倒壊するなどの被害が出ています。 こちらは南阿蘇村の東海大学農学部キャンパスの近くです。 また、ある学生さんは車で移動しようとしていたのですが熊本市方面が交通規制で移動できずに大分県に向かうと話していました。

気象庁は、今回の地震と同じ規模だった阪神・淡路大震災の事例などから、今日未明のマグニチュード7.3の本震が影響を及ぼすのは震源が100kmほど離れた大分が限度だとみていますがまだ自信を持って具体的に見通せている状況ではありません。 総理官邸前には吉野記者がいます。 すでに総理官邸で今日2度開かれている災害対策本部の会議でも安倍総理はこの日中が勝負なんだとこういう発言もあったほどなんです。

今日未明の地震以降死亡がこれまでに確認された方は25人に上っています。 午後5時現在ですが熊本県災害対策本部によりますとこれまでに西原村で5人の方それから益城町では9人の方の死亡が確認されています。 それぞれの場所で原因は色々なんだと思いますけどこういう色んな条件が重なって激しい地震活動であるとか地盤の軟弱さとかそういうものが重なって大きな被害になっていることは非常に残念でなりません。