池上彰のニュースそうだったのか!! 2時間スペシャル

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この番組のまとめ

そして26日27日にはサミットが開かれます。 今月26日と27日サミットが日本の伊勢志摩で開かれる事は知ってますよね。 サミットはGなんとかともいわれますが今回はGいくつ?高山さん。 サミット…?そのサミットじゃない…。 40年前から開かれているサミットですが…。 去年もドイツのエルマウという本当に山の頂上ですのでその山の頂上に行く道路を封鎖してしまえば他の人が全く近付けないと。 サミットのためにここまでしている。

へえ…!でもアメリカと日本は仲良しじゃないんですか?だから例えば日本ですと外国のお客さんが来た時に迎賓館というところに泊まってもらうでしょ?アメリカの大統領迎賓館に泊まらないんですよ。 迎賓館は日本側の施設ですからどこに盗聴器があるかわからない。 サミットでトップたちが何を話すか結論の大体の方向性などあらかじめ話を詰めておく。

そうもともとサミットは先進国で経済対策を話すために始まった。 すると顔を合わせて話すっていいよねという事で毎年恒例になりだんだん経済以外にもいろんな問題を話し合うようになっていったのです。 でも今やこの国抜きで世界を語れるの?そもそもですから東西冷戦時代にソ連や中国に対抗して先進国で何かを話し合うという事でしたしこんな事は決められなくなるというわけですよね。

続いて実は知らない事だらけの大事なニュースロシアのプーチン大統領と安倍総理が先週非公式で会談。 実は今年実際本当に帰ってくるのか?詳しくは知らない世代も増えてきているが北方領土はソ連のズルでとられた?今年きっと大ニュースになるはず。 さあこの安倍総理とプーチン大統領との会談ですけど非公式会談といわれたんですね。 公式会談ではなく非公式っていう言い方をしたんですね。 そもそも北方領土問題ってなんだったっけ?という事を基礎からおさらいしておきましょうね。

つまりこの辺りロシアが占領してるので日本の漁船が近付くと銃撃を受けますからね。 今年は返還交渉が進む?そもそも今年は返還交渉が進展する?北方領土は昔はロシアだって認めていた日本の領土。 今からおよそ160年前日本とロシア帝国は国同士のお付き合いを始めましょうと条約を結びました。 日本とロシアの国境択捉島のここを日本とロシアの国境と定めました。 160年以上前の条約ですでに北方領土は日本の土地と定められていたのです。

この時にこちら千島列島に関してはですね日本側としてこれを放棄しますよという事を宣言しています。 という事は国境が確定していないよというのが日本政府の立場なんですね。 でところがソ連あるいはロシアはですね日本はこの時千島列島だけじゃない北方領土も全部ひっくるめて放棄したはずだとこういう言い分になるんですね。 日本にしてみれば北方領土は昔からの日本固有の領土。 ロシアにしてみれば放棄した千島列島に北方領土も含まれる。

それまでソ連と話す時日本の基本姿勢はまずは北方領土問題の解決ありき。 仲良しでもない国のトップ同士が信頼関係をどうやって築く?でこのあとそれぞれの首脳がこうやって移動するわけですがみんなラフなスタイルで正式な会議は終わったよという時ですね。 橋本総理とエリツィン大統領常に2人で行動してますね。 橋本総理がこの時しきりにエリツィン大統領に話しかけてここで2人の信頼関係を一生懸命築こうとしていた。

でプーチン大統領も安倍首相も自分たちの在任中になんとしても決着したいという言い方もしていますからね。 アメリカは日本とロシアの関係が改善される事をアメリカの状況も追い風?大統領選挙で大忙しでしょ。 大統領来年1月で終わりでしょ。 特に今年の秋は新しい大統領選挙でアメリカ中が大騒ぎですから。 相手国ロシアからも追い風?プーチン大統領が以前ですね日本側の新聞記者たちの質問に答えてこういう言い方をしているんです。 へえ…!プーチン大統領はロシア国内で高い支持率。

日々起きる事件や事故裁判などのニュース。 ここら辺でちょっと犯罪多いもんですから職務質問じゃないですけども…ちょっと今何されてました?いやいや…帰りの途中ですよ。 あるいはまだ容疑者がわからない段階で「実は私がこういう事をやりました」っていって警察に行く場合が自首。 ですから普通のテレビのニュースでも「容疑者が出頭しました」「容疑者が自首しました」って使い分けてるんです。 こんな時何が出来るのか?どこまでが許されるのか?そして逮捕された容疑者は…。

身柄を拘束出来るという事はそれだけの証拠がなければいけませんよという事になって警察はこうこうこういう理由で逮捕したいんですという資料を集めて裁判官のところに持っていって逮捕状を出してくださいとやるんですね。 じゃあ逮捕状を出しましょうといって逮捕状を持っていくわけですね。 いろいろ調べて逮捕状というパターンと例えば…。 現行犯は逮捕状いらないんですよ。 目の前で犯罪が起きた場合や犯行直後と明らかに判断出来る場合は逮捕状はいらないのです。 逮捕出来るといっても相手は犯罪者。

しかし警察が疑わしいと判断した場合は48時間以内に容疑者は検察に送られるのです。 マル被ってそれぞれの警察によって違ってたりする事もあり被疑者自体がなんとなくわかりにくいのでマスコミ用語としては容疑者っていう言い方をしていると。 これはですからね実は当番弁護士という制度があるんですね。 でもそういう事を知らなかったりお金がないという人のためにですねそれぞれ地元の弁護士会に所属する弁護士が交代で当番弁護士。 順番で「今日はあなたが当番弁護士よ」って言ってその日にその当番弁護士がやってきて…。

そもそも警察と検察の違いって何?警察官は警察官の採用試験受けるわけですよね。 検察官と裁判官と弁護士は司法試験に受かった人が。 司法試験に受かって司法研修所で一緒に法律についてのプロとしての研修を受けそのうえで弁護士になりたい裁判官になりたいあるいは検察官になりたいという希望を出してその希望が通ればそれぞれの道に進めるという事ですね。

一応建前としては検察官に送ったんだからそこからは拘置所ですよっていう事になってるんですけど。 そうなると拘置所の場合刑事が行ったり来たりしなければならないのでその無駄を省くために留置場を収容施設として使う事が多いのです。 最長23日の取り調べの結果検察官は裁判をする起訴裁判をしない不起訴どちらかに決めなければならない。 そして処分保留以外にもこんな言葉聞いた事ありませんか?起訴猶予。