今日のお客様はけん玉演歌歌手として去年『紅白歌合戦』にもお出になったこの方です。 僕日本けん玉協会の参段を取得しております。 参段?あれは何段まであるんですか?えーとですね十段までですね上が。 参段だとまだ十段まで随分あるんですね。 本当に生放送と同じなので失敗したらそれは失敗したんですけど全部うまくいきました。 せっかくやっぱり初出場ですからやっぱりけん玉もやらせていただきながら歌も歌いたいと思ってたんですけども残念ながら時間がなくてですねできませんでしたね。 それでけん玉演歌歌手って…。
なんかこうやっぱり…僕上京してから3年の修業の期間がありましたのでやっぱり自分が出れて嬉しいっていうのももちろんなんですけども師匠に対して何かこの…少し恩返しができたような気がして嬉しかったですね。 香取慎吾さんがインタビューなすったんですって?はい。 でも歌はもうちっちゃい時からずっともうのど自慢…今はカラオケ大会かな?そうですねカラオケ大会。 おばあちゃんの影響も受けまして演歌歌謡曲はやり歌特にはやり歌ですね。 でもカラオケ大会みたいなのには随分おばあ様があなたをお連れになって?そうです。
♪~「心は雪より白いのさ」それでガソリンスタンドに勤めてたんですけどもその時におばあちゃんがどうしても歌手にさせたいっていうふうに思ってまして詩吟教室にちょっと通わせたいということで。 ガソリンスタンドとか行ったんだけどマグロ漁なんかにも行ったんだって?マグロ漁じゃなくてマグロ漁船のですね餌積みのバイトとかしてですね上京資金を集めてたんですね。 大体イワシブロックとかですねこれぐらいの10キロぐらいの冷凍のイワシのブロックがあるんですね。
歌手になれるっていうほうがどちらかというと確率的には少ないですのでもう本当二度と帰ってこないと思ってたらしいんですよ。 でも随分若くても土佐弁っていうのはあれですね男らしい言葉ですね随分ね。 中途半端な思いで古里を出るんやったら行かんほうがええとこういうふうにやっぱり言ってたもんですからそこはやっぱり僕も強気でもう自分のことを追い込んで背水の陣にしてあの古里を出たんですね。 随分時間かかるでしょう?丸一日…。 最初に住んだのが西葛西っていうところでして。 西葛西?はい。
でも初め東京の人は何だって「バカ野郎」何とかっていうと「バカ野郎」何だかっていうと「バカ野郎」ってしょっちゅう言われて何だか全然わかんなかったんですって?もう東京に出てきていきなり東京の洗礼を浴びたといいますかね。 5分前か10分前ぐらいにタイムカードを押してるんですけど「おはようございます」って言ったら「バカ野郎この野郎遅えんだよ」ってこういう…これから始まりますからね。
どこかの会社の機械を借りたらしくてそこから「小さい頃から歌う姿を見るのが私の楽しみでもありました」「歌手になりたいと言って家を出る時も少しの寂しさはありましたが今しかできない」「どうしてもやりに行きたいのなら頑張ってやってみるのもいいと思い東京行きのバスを見送りました」「上京してからデビューするまではつらいことや悔しいこともたくさんあったと思います」「両先生のおかげで『人恋酒場』でデビューできた時は私も大変嬉しかったです」「歌手になれなかったら二度と故郷には帰ってこないと言っていたけどこれで故郷に帰れる家