徹子の部屋 作家・小池真理子

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この番組のまとめ

今から37年前今日のお客様が『知的悪女のすすめ』という衝撃的なタイトルでエッセーをお書きになってそれがデビューとなりましてなんか大騒ぎになりました。 まず…ひと言先に言いたいのは落選する方ってたくさんいるんですけども落ちたあとにですね受賞者の家にずっといる落選した方っていうのはほとんどいないと…」「たぶん僕が日本史上初めてじゃないかと」「そりゃ…一緒に住んでらっしゃるんですからね」「いっぱいお花が来ますよね。

若い頃はねお互いの書いたものを読み合って批判したり悪口言ったりしてケンカになったりしたんですけど最近はもう家庭の中の平和が一番っていう状態ですから…。 でもあなたは悪女の…『知的悪女のすすめ』っていうデビューというか私はそれまで編集者やってたりフリーライターやってたりしたんですけどもそれがたかだかね25歳の子供を産んだこともない結婚したこともない小娘が何を偉そうにっていうのが…随分いじめられましたね。

アダルトビデオ。 アダルトビデオ?はい。 その吉川賞の通知が来た時に…一部フィクションなんですけれどもほとんどまあ…父の残した遺品を調べながらなんかこうメモ帳なんかに何月何日何時真理子来るとかね書いてあるとそういうのを見ただけでうわーってこう涙が出ちゃうんですよね。 いわゆる転勤族だったんですけども東京からまず兵庫県の西宮市に移りましてそこで中学…高校1年までいてそれからまた転勤の辞令で仙台に行ったんです。

「それはね本当に複雑です」「話もされてないんですか?」「まだ今日はしてません」「でも同じところで寝ます。 本当に…何ていうのかしら?あの時戦友と仰いましたかね?ご主人とは。 対象者の行動であるとかっていうのを心情を交えずにメモしていくっていう作業を続けていくうちに彼女自身の心の中がだんだん変わっていくっていうある種の心理サスペンスでもあるんですけども。