視察団も気付いたのは日本のうなぎの蒲焼きが絶妙なうまみを生かしつつふっくらやわらかな食感に仕上がっている事。 よろしいですか?イタリアのシェフロイさんは日本より肉厚のうなぎをさばく際に小型の包丁を使用。 手前が低温奥が高温になっておりイタリアで使用するヨーロッパウナギはうなぎの皮と身の間に脂が多いため皮を剥がしながら焼き余分な脂を落としているようですが…。
イタリアでロイさんは肉厚なヨーロッパウナギの身を焦がさないよう高さを調整出来る焼き台を使い炭との距離を変えながらじっくり焼くようですが…。 養殖の職人技に海外のプロもビックリ!すばらしい作業ですね。 犬も含めてすごいいい写真なんだけど続いて一行はうなぎの養殖から加工まで行っているうなぎ生産量日本一の鹿児島県へ。 案内役はうなぎの養殖から加工まで行う会社の営業担当濱岡さん。 おいしいうなぎを大量生産する養殖加工技術に海外のプロの反応は?日本の海外のプロが一行はまず加工工場へ。
ここには老舗の職人技で焼いたようにうなぎの頭と尾は火が通りやすいため頭は重ね尾は火力が弱い外側に向けて並べます。 すると普段自己流でうなぎの蒲焼きを調理しているイタリアのシェフロイさんが…。 こちらの蒲焼き工場では3つの焼き釜3種類の加熱方法をうまく組み合わせる事で職人が焼いたような白焼きを実現しています。 老舗の職人もおよそ20分かけ蒸す事で余分な脂を落としふっくらやわらかく仕上げていましたがこちらの蒲焼き工場でもじっくり蒸す事で脂を落とし身をやわらかくします。
しかし加工工場では全て同じ大きさにそろえないとおいしい蒲焼きを仕上げる事が出来ません。 こうする事でうなぎの大きさに合わせて餌のやり方を変える事が出来全てのうなぎを満遍なく育て肉質の良い状態で出荷出来るようにしているのです。 「うわー!」「そうそうそう…」こちらの養殖うなぎはスーパーで販売する蒲焼きの加工工場へと出荷するため蒲焼きマシンでうまく焼き上げるのに大事なサイズを合わせる選別作業を出荷前に行います。
案内役はうなぎ研究歴30年シラスウナギの生産に関する論文を次々と発表し目覚ましい成果を上げているうなぎ完全養殖の第一人者田中さんです。 乳酸菌ハンターによる採取研究。 そもそも植物や動物の腸の中など自然界に無数に存在する微生物の一種乳酸菌は…。 こちらの会社ではこれまで50年以上にわたる研究で発見したこれまでに5000種類もの乳酸菌を発見。
例えばこちらの人気商品R−1ヨーグルトではこのあと乳酸菌を生かす事にこだわったヨーグルト作りを視察!その緻密な作業に海外のプロも…。 海外のプロが乳酸菌にこだわる日本のヨーグルト作りを視察!ありがとうございます!パスタのソースなどに使われる事が多いため水気の少ない硬めの食感のヨーグルトが好まれるようですが…。 「すごい入ってる」工場で使用しておりますこの缶の中にはスターターと呼ばれるヨーグルトを作るのに必要な乳酸菌が培養液に凍った状態で入っており…。