今夜は日本が誇る世界遺産古都京都の文化財。 今回番組では宮大工や建具職人など京都の伝統建築を支える一流職人への調査をもとにそしてそれぞれの世界遺産の特に優れた世界遺産を支える一流職人が厳選!伝統技術に優れた京都の3大世界遺産。
ここから元の状態に修復加工するのに伝統技術の水銀鍍金を用います。 これを水銀鍍金で金の輝きを取り戻す伝統技術をご覧ください。 木炭の適度な硬さと均質な特徴を生かし古くから日本の伝統工芸において金銀銅漆器などの研磨剤として用いられてきました。 イタリアの世界遺産を教えてください。 これ…これ…!一流伝統職人が京都の世界遺産17カ所から海外のプロが視察した1つ目。 平等院に生かされた金メッキの伝統技術水銀鍍金。 一流伝統職人が厳選!伝統技術が光る京都の3大世界遺産。
続いて浄土真宗を開いた親鸞聖人の像が安置されている西本願寺の御影堂の中へ。 西本願寺ではこのような職人さんたちの遊び心で作られた埋め木を数多く見る事が出来ます。 信じられない!西本願寺ホントに壮大なね建物ですけども。 ここでイタリアの文化財保護のプロジョヴァンニさんからこんな疑問が…。 西本願寺で380年前の木材を生かし続けている日本伝統の建具…。 実際に創建当時の技術を生かし西本願寺の蔀戸修復を手がけたこの道64年の建具職人鈴木さんの作業場。
まずは西本願寺の蔀戸をどのように修復したのか見て!日本には構造に強度を持たせる伝統的な継ぎ手技術があり古材の傷み具合に合わせて繋ぎ目を様々な形に加工しているのです。 創建当時の構造を継承する木材の精密加工技術に海外の一流職人はどう反応するのか?若い職人に技術を伝えており今回行う作業は引き戸の一番下の部分の修復加工です。 損傷が激しく廃棄せざるを得ないパーツについては新しく作り直し車輪の装着部分など特に繊細な部分は手作業で加工します。
ここからは清水寺の彩色復元も手がけた川面美術研究所所長の荒木さんが解説案内役です。 現在は京都府八幡市にある八角堂という400年前に再建されたお堂で彩色復元に欠かせない調査を行っています。 清水寺の彩色復元でも行われた原画作りに欠かせない調査作業を視察中…。 すごいねこれ!彩色調査では現場の痕跡から完全な文様を読み取るのは難しくわからなかった部分はアトリエで続きの作業を行います。 彩色調査の続きを視察するため一行は荒木さんのアトリエへ。