今何といっても一番売れていらっしゃる作家といわれていらっしゃる方が今日のお客様伊集院静さんでいらっしゃいます。 何たって新聞小説…これ毎日ですから。 新聞小説の連載それから週刊誌3誌それから月刊が5誌。 でもまず毎日…毎日でしょ?新聞小説の連載っていうのが相当すごい。 「あなた仙台のご出身でいらっしゃるから寒いの慣れてらっしゃるかと思ったら嫌なんですってね」「今仰った毛糸のパンツ…」「この頃私毛糸の…。
エッセーにも出てくるんですけど亜以須くんって。 大変ね…ちょっと見ててあんまり自分のね家族とか周りのものを褒めるのもねでは奥様がお撮りになった伊集院家の日常。 「亜以須くんです」はい。 亜以須くん。 「長男です」可愛い。 「次男の乃歩くんです」フフフ…。 可愛い可愛い。 「はいはいはい…」可愛いの?やっぱり。 ねえ?東北で一番馬鹿犬って言われてるのに。 「行っちゃったね」篠さん一生懸命慰めて…。
だからまあ17で亡くなりましたけれども母親の中ではずっと生きてくれてるっていうことが遺体があった時お母様は「元気な子なんですから生かしてください」ってみんなに頼んでいらしたって?ええ。 非常に物事を順序立てて考えられる人だったから亡くなった人が生き返るわけないんだけども本気でね言った時に…父親も「もうよせ」って言ったんですけどもこれが母親の本当のことなんだろうなって思いましたね。
なかなかね立ち上がれないっていうかね与えられた仕事も何かできないぐらいの感じだったんでじゃあ自分もね弟とか妻を亡くした時に自分一人がいつも悲劇のヒロインみたいなことをしてたら私それも可哀想と思ってたんですけど今のほうがずっとなんかねよく詞の意味がわかって自分で人生わかったのかね。 夏目雅子さん亡くなってもう31年?「もういい」って言う人じゃないんですけどああ余程具合悪いんだなと思って。
大人が怖いという…自分たちの家族の大人だけじゃなくて厳しかったですね。 ですから父親と5分以上話したことは一度しかなくて。 私は上京…明日上京するといった時に部屋に来ましてね家を出たっていうことは生きて帰るっていうことは必ずしも保証されないっていうこととあとは恥ずかしくないっていうんですかね。 まあ船会社もやってましたし海が非常にね好きだったんでよく私にこう…できれば貿易とかね船に乗るような仕事をしてほしいっていうことは言ってましたけどね。